岩下志麻、周防正行、草刈民代、是枝裕和ら豪華ゲストが来館する、小津安二郎生誕の地・深川を〝映画の街〟として盛り上げる『江東シネマフェスティバル』
『江東シネマフェスティバル』は世界的な映画監督「小津安二郎」の生誕の地・深川を〝映画の街〟として盛り上げようと、公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 江東区古石場文化センターが毎年開催している。今回は、「RESPECT小津」をテーマにし、小津作品や小津監督を敬愛する監督たちの作品を上映するほか、豪華ゲストによるトークイベントが2025年12月13日(土)・14日(日)に開催される。
13日(土)は、『男はつらいよ 寅次郎夢枕』(1972)の上映前に娯楽映画研究家の佐藤利明氏、『出来ごころ』(無声映画)上映後、活動写真弁士の澤登翠氏と、カラード・モノトーン・デュオが音楽でゲスト出演する。さらに、『Shall we ダンス?』(1995)の上映前、映画監督の周防正行氏と草刈民代氏がゲスト出演。
翌14日(日)は、『海街diary 』(2015)上映後、是枝裕和映画監督がゲスト出演。『小早川家の秋』(1961)の上映後、本作に出演していた佐田啓二氏の長女で俳優の中井貴惠氏がゲスト出演。『秋刀魚の味』(1961)の上映前、岩下志麻氏がゲスト出演する。
本フェスティバルの第一回から協賛をしているのは、江東区に本社を置く株式会社フジクラ。当該社は、生成AIブームによるデータセンター向け光ファイバーケーブルの需要の増加で業績が向上している注目企業で、その企業理念には、「地域のコミュニティの文化や慣習を尊重し大切にすることは、企業がその社会的責任(CSR)を果たすうえでの重要な活動」としている。
また、昭和100年に当たる本年は、「小津安二郎の昭和」と題した展示会も開催される。会場では、映画台本やポスターなどのコレクションが展示され、小津監督の足跡から昭和という時代を振り返る。
上映時間等詳細は、下記をご覧ください。
https://www.kcf.or.jp/furuishiba/event/detail/?id=8967