世界の映画祭を沸かせ、ジョエル・コーエンも絶賛!新鋭フレディ・マクドナルド作品『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』
人生崖っぷちのお針子バーバラが、<針>と<糸>の力で運命を切り開いていく。映画『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』が、12月19日(金)より公開される。このたび、ティザービジュアルと特報映像が解禁となった。
23歳の新鋭フレディ・マクドナルド監督
友達なし、恋人なし、亡き母から継いだ“喋る刺繍”のお店は倒産寸前。人生崖っぷちのお針子バーバラは、ある日、麻薬取引の現場に遭遇。拳銃と大金の入ったトランクケースを前に<完全犯罪(横取り)><通報><見て見ぬふり>の3つの選択肢が頭によぎる…。美しいスイスの田舎町で繰り広げられるのは、あの『ファーゴ』すら連想させる「お裁縫クライムサスペンス」。犯罪に巻き込まれていくバーバラは、商売道具である<針と糸>の力で自らの運命を切り開いていく。果たして、店を守るために彼女が選ぶ未来とは?
監督は、19歳で制作した同名の短編がジョエル・コーエン監督に絶賛された新鋭フレディ・マクドナルド。2024年の「サウス・バイ・サウスウエスト」を皮切りに、ロカルノやシッチェスなど世界の映画祭を沸かせた。キャストは、犯罪に巻き込まれていく不運なお針子バーバラを、アイルランド出身のイヴ・コノリーが熱演。商売道具の針と糸を駆使してマフィアに立ち向かっていく。これは、運命の決断がもたらす3つの結末を描きながら、人生最悪な1日に、自らの力で運命を切り開いていくお針子の物語。コーエン兄弟ばりのクライムサスペンスにコメディ要素も緻密に織り上げた予測不能のストーリー展開から目が離せない。
ティザービジュアルでは、赤・青・黄色の3色の糸が、拳銃を封じ込めるかのように絡まっているキービジュアルを使用。「ペンは剣よりも強し」の如く、「針と糸は銃よりも強し」とバーバラのお裁縫スキルの卓越さを表現するとともに、3色の糸は彼女の運命を左右する3択をも表現している。また、特報予告では、内気なバーバラが完全犯罪を企てるシーンが切り取られている。文字通り「武器は針と糸だけ」と、裁縫箱を片手にどのようにして大金の入ったトランクを奪取するのか?そのギミックに思わず見入ってしまう。
『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』は12月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開