5年ぶり4月開幕に 来年の「第101回高田城址公園観桜会」4月3〜19日開催
新潟県上越市で開催される「第101回高田城址公園観桜会」の会期が、2026年4月3日から同19日までの17日間に決まった。観桜会は桜の開花が早まる傾向を受けて、近年は3月中に開幕していたため、4月に開幕するのは2021年以来5年ぶりとなる。
主催する上越観光コンベンション協会などによると、今年100回目を迎えた観桜会は2021年まで毎年4月に開催され、開幕日も同年までの3年間は曜日にかかわらず4月1日に固定されていた。しかし、開幕直後に桜が満開となるなど近年の開花が早まる傾向を受けて、2022年からは3月開幕に時期を早めていた。
ところが、今年と昨年は開幕から1週間以上経過して4月に入ってからようやく開花。満開時期が4月の第2週となり、まだ桜が咲いている中で会期を終えたことなどもあり、再び4月開幕に戻した。同協会によると、開花状況によっては、一部のイベントの前倒し開催や会期の延長を行う予定。
《画像:最終日前日でも桜が満開でにぎわう今年の観桜会(2025年4月12日撮影)》
ポスターデザインも決定
会期決定に合わせて、ポスターデザインも発表された。市内を中心に県内の10社が応募したデサイン案を対象にインターネットによる一般投票で選んだ。
《画像:第101回高田城址公園観桜会のポスターデザイン》
観桜会の幻想的なライトアップと西堀橋やさくらロード、高田城三重櫓、残雪の妙高山など、会場の高田城址公園の魅力を印象的に伝えるデザインとなっている。