相変わらず母を操ろうとする父…「そういうのやめてくれる?」抗議するも #母の認知症介護日記 161
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんの介護サービス利用を阻止しようと、介護認定の認定員さんへクレームの電話を入れ、あくまでも介護認定は娘たちが勝手にやったことであり、あーちゃんには不要だという手紙まで送りつけていた父。しかし、それが逆に「あーちゃんの様子をまったく見ていない」と認定員さんが判断する材料となってしまい、良き夫を装った父の作戦は失敗に終わってしまったのでした。認定員さんが冷静な対応をしてくれたことを、ワフウフさん姉妹は喜んでいました。
もうやめてくれる??
糖尿病の病院と地域包括支援センターに行ったあと、あーちゃんとランチに行ったワフウフさん。一緒にいる間ずっと、父が預金を狙っていることやお財布からお金を抜いていることを言い聞かせ、あーちゃんも父に怒っていたのですが……。結局、すべて忘れてしまったようで、翌日は父とお出かけしていました。そして、今度は父に娘たちがお金を狙っていると言われ続け、あーちゃんは大混乱。最終的には娘たちを信じる気持ちになってくれたものの、ワフウフさんは自分たちが疑われていたという事実に失望してしまうのでした。
あーちゃんから電話がかかってきたので出てみると、用件は私の住所と電話番号を教えてほしいとのこと。5年ほど前に引っ越しをしたのですが、あーちゃんにはもちろん知らせています。ただ、父には知らせていないので、またあーちゃんを使って父が聞いてきたようです。
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫
なぜ父が私の住所を知りたいのかと言うと、手紙を送りたいとのこと。よくわからないので、父に代わってもらうことに。
なんと今度は、実印を返してほしいという書類を送り付けてくるつもりのようです……。
実印が必要な理由は「あーちゃんが返してほしいと言っているから」と言いますが……。
あーちゃんが口を挟んで否定してくれました。
とにかく、あーちゃんを使って自分の要求を通そうとするのはやめるよう、強い口調で抗議しました。
なぜか逆ギレする父。
あーちゃんは、電話の奥でまたも父の言葉を否定します。
すると、なぜか「立て込んでいるみたいだから」と言われて、電話は切れました。立て込んで……いないですけど??
あーちゃんに疑念を抱かれていたことを知ってモヤモヤしていた私のところに、あーちゃんから電話がかかってきました。用件は「住所と電話番号を教えて」とのこと。私は数年前に引っ越しをしましたが、父には引っ越し先を教えていません。あーちゃんには教えてあるので、また父に言わされているのかと聞くと、あっさり認めるあーちゃん。どうやら、父が手紙を送りたいと言っているらしいです。
その後、電話が父に代わったので、どうして住所を知りたいのかと直接聞くと、実印を返してほしいという書類を送ると言われました。なぜ実印が必要かと聞くと、あーちゃんが返してほしいと言っていると主張します。しかし、その瞬間あーちゃんが後ろから「私、そんなこと言ってないわよ!」と口を挟みます。
それを聞いて私もさすがにイラッときて、自分のしたいことをあーちゃんに言わせたりやらせたりするのはやめてほしいと、強い口調で父に抗議しました。すると、なぜか父は「僕にだってやり方はまだある!!」と逆ギレ……。そして、都合が悪くなったからか「立て込んでいるみたいだから、電話を切るからね!」と言って、電話は切れました。……私、全然立て込んでいないのですが??
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相変わらず、父はあの手この手で攻め込んできます……。預金や通帳の次は実印を狙っているようで、一体何を考えているのかはわかりませんが、簡単には諦めそうにありません。お金は人を幸せにできる半面、人を狂わせることもあり、大人になればなるほど扱いが難しいものなのかもしれませんね。
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