【姫路】人気の観光名所19選!姫路城から穴場の観光スポットまで地元民が教えるおすすめ情報満載♪
姫路城をはじめ、兵庫県内でも人気の観光スポットが多く集まる姫路。大阪や京都から新幹線で30分圏内とアクセスもよく、主要な観光地が駅から徒歩圏内に集まっているので効率よく回ることができます。道中にも昔ながらの商店街や城下町が残り、姫路のまち並みを楽しみながら散策できるのも魅力。姫路駅周辺の人気スポットと、バスで巡るスポットを施設の詳細情報とともに紹介します♪
■姫路駅周辺エリア
駅から徒歩圏内には「姫路城」をはじめ、日本庭園で有名な「好古園」や美術館、博物館などの主要な観光スポットがたくさん集まっています。なかには姫路城の敷地内にある動物園など、姫路ならではのちょっと珍しい光景にも出合えますよ。天気のいい日はのんびりまちなかを散策しながら、もしくは姫路市が運営するレンタサイクル「姫ちゃり」を使ってみるのも旅の思い出になりそう♪
1.姫路城
観光客人気No.1!姫路観光は国宝・姫路城からスタート!
今や世界中から注目されている世界遺産・姫路城。白鷺(しらさぎ)が羽を広げたような優美な姿から地元民からは「白鷺城」の愛称でも親しまれています。
江戸時代以前に建造された現存する12の天守の中で最も大きい城郭で、その美しい姿は木造建築の最高傑作と評されたことから、1993年に日本で初めて世界遺産に登録されました。さらに大天守をはじめ8棟が国宝に、74棟が重要文化財に指定されています。
また、別名を「難攻不落の城」とも呼ばれる姫路城。さまざまな仕掛けを備えた軍事要塞を持ちえながらも約400年間、一度も外敵と戦になったことがなく“不戦の城”としても有名で、平和の象徴とも言われてきました。
三の丸広場から見える大天守など、無料エリアからでも十分にその美しさと雄大さを感じることができますが、せっかくなら有料エリアの大天守内を見学するのがおすすめです。城郭の仕組みを間近に見て、感じて、姫路城の魅力を十二分に味わってみては?
一年の中でも特に春は観光客が多く訪れる季節です。城内の桜が咲き誇り、その美しい光景は「日本さくら名所100選」にも選ばれているほど。姫路城を背景にした桜はまさにフォトジェニックで、日本人のみならず外国人観光客をも魅了しています。
画像提供:(株)石井幹子デザイン事務所
通年でライトアップもされています。毎日20:00と21:00からそれぞれ15分間、カラーLED照明による季節に応じた特別演出を実施しているので、さまざまな表情を見ることができます。
また、11月から12月にかけて、三の丸広場で有料のライトアップイベントも開催。昼間とは異なる雰囲気をまとった姫路城もぜひ目に焼き付けて。
【姫路城】
所在地
兵庫県姫路市本町68
入城料
大人(18歳以上) 1000円
小人(小・中学生、高校生) 300円
開城時間
9:00~17:00(入城は16:00まで)
※季節により変動あり
休城日
12月29日・30日
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から徒歩約20分
JR「姫路駅」北口から神姫バス(東/西/ループ)乗車「大手門前」下車、徒歩約5分
TEL
姫路城管理事務所
079-285-1146
URL
2.好古園
日本の四季が表現された日本庭園群は一見の価値あり!
姫路城を観光したら併せて訪れたいのが、姫路城に隣接された姫路城西御屋敷跡庭園「好古園(こうこえん)」。
姫路城を借景にした約1万坪の広大な敷地内は、9つの池泉回遊式庭園で構成され、春は桜、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節に訪れても美しい風景を見ることができます。和の趣を感じられる情緒あふれる光景は、外国人観光客だけでなく、日本人の心をも動かしています。
園内の築地塀や門、渡り廊下などの佇まいは江戸時代を彷彿とさせ、映画やテレビドラマのロケ地としても使われています。過去には、映画「るろうに剣心」やドラマ「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などのロケ地としても使われました。
紅葉が色づく秋は一年のなかでも特に美しいとされ、多くの観光客の目を楽しませてくれます。フォトスポットとしても有名なのが「御屋敷の庭」にある渡り廊下。伝統的な檜(ひのき)造りによる建築様式で、廊下から眺める滝は絶景です。
明るい時間帯の紅葉も素敵ですが、おすすめは夜間のライトアップ。毎年、見ごろを迎える11月中旬~12月上旬ごろは「紅葉会(もみじえ)」が開催されます。赤く色づいた紅葉の葉がライトアップされ、燃え輝くさまはまさに神秘的。
【好古園】
所在地
兵庫県姫路市本町68
入園料
18歳以上 310円
小・中学生、高校生 150円
未就学児 無料
開園時間
9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
※季節により時間延長あり
休園日
12月29日・30日
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から徒歩約20分
JR「姫路駅」北口から神姫バス乗車「姫路城大手門前」下車、徒歩約5分
TEL
079-289-4120
URL
3.姫路市立美術館
赤レンガの館と彫刻のある庭を散策しながらアートを観賞して
姫路城の北東にある「姫路市立美術館」。1905年に建てられたレンガ造りの建物は、国の登録有形文化財に登録されています。
美術館前に広がる庭園には、フランスの彫刻家「アントワーヌ・ブールデル」の作品をはじめ12作品が展示されていて、作品を眺めながら散策するのもおすすめです。庭園からは、赤レンガのレトロな建物と白い姫路城がコラボした美しい光景を見ることができます。
3つの展示室を持ち、古美術から現代美術まで幅広いジャンルの美術作品が鑑賞できます。そのうちのコレクションギャラリーでは、年に1回、所蔵の刀剣を展示したり、他にも多彩なテーマで館蔵品を紹介しています。常時無料で観覧できるのでぜひ立ち寄って。
【姫路市立美術館】
所在地
兵庫県姫路市本町68-25
入館料
【常設展示】
一般 210円
高校・大学生 150円
小・中学生 100円
※企画展示は催しにより料金が異なります。
開館時間
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日、年末年始
※展示替えのため臨時休館あり
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から徒歩約20分
JR「姫路駅」北口から神姫バス7・8番のりば乗車「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ
TEL
079-222-2288
URL
4.姫路市立動物園
まさにお城のお膝元!姫路城の敷地内にある癒やしの動物園
「姫路市立動物園」は、姫路城の敷地内にある国内でも珍しい動物園です。1951年の開園以来、動物との身近なふれあいの場として、地元の人に愛され続けています。大人250円、子ども50円という思わず二度見してしまいそうなリーズナブルな入園料も人気の秘密。
園内にはライオンやカバなどの動物をはじめ、カピバラやレッサーパンダなど見ているだけで癒やされる動物たちののんびりとした姿を見ることができます。キリン舎には、体にハートマークの模様があるキリンの「コウスケ」と「姫路セントラルパーク」生まれの「キキ」が仲良く暮らしています。
【姫路市立動物園】
所在地
兵庫県姫路市本町68(姫路城東側)
入園料
高校生以上 250円
5歳~中学3年生 50円
5才未満 無料
開園時間
9:00~17:00(入園は16:30まで)
※16:00ごろになると、エサを食べるため寝室(屋内)に入る動物もいます(窓や柵越しに見ることができます)
休園日
12月29日~1月1日
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から徒歩約15分
JR「姫路駅」北口から神姫バス乗車「大手門前」下車、徒歩約5分
TEL
079-284-3636
URL
5.JR姫路駅/姫路市観光案内所
観光の情報収集はここから!姫路城を正面から見られる隠れたビュースポットも
姫路市の玄関口として、多くの市民や観光客でにぎわう「JR姫路駅」。在来線3路線や新幹線が乗り入れる姫路市のターミナル駅として、市民や近郊からの通勤や通学に利用する人をはじめ、姫路を訪れる観光客が利用する玄関口としての役割も担っています。
駅に到着したら立ち寄りたいのが、観光名所の所在地、公共交通機関の乗り換え情報、グルメやガイド情報などをGETできる「姫路市観光案内所」。駅構内にあるのでまずはここで情報収集するのがおすすめです。
駅周辺には、商業施設をはじめ、昔ながらの風景が残る商店街が広がり、散策するだけでも姫路のまちを楽しむことができます。なかでもJR姫路駅の北口に併設された展望デッキ「キャッスルビュー」は、ぜひ立ち寄って欲しいスポット。2階へ上がると…。
駅から続く駅前の大通り、さらにはその先に「姫路城」の姿を正面から臨むことができます。冬は街路樹や姫路城がライトアップされ、幻想的な光景も。
JR姫路駅の中央改札口通路の南にある「おみやげ館」では、姫路発祥の「えきそば」や「姫路おでん」などの名物グルメを食べることができるのでぜひ立ち寄って。姫路の名産品も販売していて、なかでもおすすめは、姫路城の形をした最中。姫路城型の最中と、姫路城の石垣をイメージしたどら焼きのセットで、姫路のお土産にぴったりです。
【姫路市観光案内所】
所在地
兵庫県姫路市駅前町210-2 ピオレ姫路2 1階
営業時間
8:30~18:30
定休日
12月29日・30日および施設点検日
アクセス
JR「姫路駅」中央コンコース北西側
TEL
079-287-0003
URL
6.姫路市立水族館
播磨に生息する生き物を身近な目線で観察できる!
昭和41年の姫路大博覧会を機に整備された手柄山中央公園内にある「姫路市立水族館」。ダイナミックなイルカのショーこそないものの、地元に生息する生き物を身近な目線で観察・体感できるのが魅力です。室内展示が多いので、雨の日にもおすすめのポイントです。
ペンギンやリクガメなどのエサやりタイムや、「ドクターフィッシュ」とも呼ばれる「スキンケア・フィッシュ(ガラ・ルファ)」と触れ合える水槽があったりと、さまざまなワクワク体験が待っています。
同館のタッチプールは、日本で初めて設置されたことでも有名。頭上には大きな口を開けたサメの模型が、さらに看板の「かまれます!」の文字が!ここはなんと生きているエイやサメと直接、素手で触れ合うことができるタッチプールなんです!ぜひ親子でスリリングな体験を♪
【姫路市立水族館】
所在地
兵庫県姫路市西延末440(手柄山中央公園内)
入館料
高校生以上 600円
小・中学生 250円
開館時間
9:00 ~17:00(入館は16:30まで)
休館日
火曜日(祝日の場合は翌日休み)、年末年始
アクセス
山陽電鉄「手柄駅」から徒歩約10分
JR「姫路駅」南口から神姫バス95・96番路線乗車「西延末・姫路市立水族館北」下車、徒歩約5分
TEL
079-297-0321
URL
7.姫路文学館
姫路の歴史を学べる!安藤忠雄氏が手がけた建築も注目
「姫路城」の北西に位置する「姫路文学館」。建築家・安藤忠雄氏が設計を手がけたことでも有名。モダンなデザインが姫路の古い町並みに新しい風景を添えています。
北館には常設展示として、姫路城の立つ姫山の歴史とそこで生まれた物語を紹介する「姫路城歴史ものがたり回廊」、播磨の文人たちの印象的な言葉や人生にふれる「ことばの森展示室」があります(有料)。
南館には、司馬遼太郎の生涯と作品を展示した記念室や図書室、カフェ、親子で楽しめる「よいこのへや」があり、無料で利用することができます。
【姫路文学館】
所在地
兵庫県姫路市山野井町84
入館料
一般 450円
大学・高校生 300円
小・中学生 150円
特別展は別料金
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※南館は9:00からご利用可能
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日休み)、年末年始
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から神姫バス9・10・17・18番のりば乗車「市之橋文学館前」下車、徒歩約4分
TEL
079-293-8228
URL
8.兵庫県立歴史博物館
県内の祭りを資料や模型、映像を交えて紹介♪建物に写る姫路城も必見!
「姫路城」の北東にある「兵庫県立歴史博物館」は、兵庫県の歴史や文化について学べる博物館です。姫路城の過去の貴重な映像が見られるシアターをはじめ、神輿を激しくぶつけ合う「けんか祭り」や20年に1度行われる「三ツ山大祭」などの県内の祭りを資料や模型、映像を交えて紹介していて、見どころ満載です。
建築家・丹下健三氏が設計したことでも有名。ガラスでできたキューブ型の建物に写る姫路城も必見です。
【兵庫県歴史博物館】
所在地
兵庫県姫路市本町68
入館料
大人 200円
大学生 150円
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日が休み)
アクセス
JR・山陽「姫路駅」から徒歩約20分
JR「姫路駅」北口から神姫バス乗車「姫路医療センター経由系統」「姫山公園北・博物館前」下車すぐ
TEL
079-288-9011
URL
9.灘菊酒造
明治43年創業の老舗酒造!木造酒蔵の無料見学や、名物『元祖綿菓子牛鍋』も
JR姫路駅から車で5分、山陽電鉄手柄駅から徒歩5分の場所にある「灘菊酒造(なだぎくしゅぞう)」は、明治43年創業の老舗酒造です。酒米は「山田錦」「兵庫夢錦」中心に地元兵庫県産にこだわり、創業時から受け継がれた伝統的な手造り製法を守り続けています。
約2700坪の敷地には創業当時から残されている木造酒蔵が7つ現存し、木造酒蔵は開放されていて無料で見学することができます。酒蔵内には現在の酒造りを紹介したパネルが展示してあり、蔵人達が精魂込めて造る日本酒の工程を知ることができます。趣ある酒蔵をゆっくりと見学しながら酒蔵の風情を楽しんで。
●見学所要時間
15分~20分程度(個人の場合は予約不要)
直売所では自慢の日本酒をテイスティングすることができます。日本酒に馴染みがない人でもお酒の種類や香り、味の特徴など専門スタッフが分かりやすく説明してくれるのでお気に入りの銘柄がきっと見つかるはず。自分へのお土産や遠方の家族へのギフトにもぴったりです。
『元祖綿菓子牛鍋』3850円~
敷地内には食事処「前蔵(まえぐら)」も併設されていて、蔵出しの日本酒をはじめこだわりの料理が楽しめますよ。名物『元祖綿菓子牛鍋』は、なんとすき焼きに縁日でおなじみの綿菓子を砂糖の代わりに入れて楽しむ、何とも遊び心あふれる一品。割り下と一緒に綿菓子を鍋に投入すると、やさしい甘さが和牛の風味を引き立てます。牛肉は黒毛和牛か神戸牛から選べます。※神戸牛は要予約
また、日本酒は約8種類から選ぶことができます。料理や好みに合わせてピッタリの銘柄を選んでくれますよ。『元祖綿菓子牛鍋』に合わせるなら『純米吟醸MISA』(180ml)770円(前蔵での提供価格)がおすすめなんだとか。このほか、飲み比べセットもあるので是非お試しを。香り高い蔵出しの日本酒を心ゆくまで堪能して。
●日本酒と元祖綿菓子牛鍋「前蔵」
TEL:079-224-0707
営業時間:
昼の部/11:30~14:30(L.O. 14:00)
夜の部(10名以上)/17:00~21:00(前日までの予約制)
定休日:
昼の部/火曜日
夜の部/火曜日・日曜日
【灘菊酒造(なだぎくしゅぞう)】
所在地
兵庫県姫路市手柄1-121
営業時間
10:00~17:00(見学コース最終入場16:00)
休業日
無休(年末年始のみ)
アクセス
JR「姫路駅」南口から徒歩約25分
山陽電鉄「手柄駅」から徒歩約5分
TEL
079-285-3111
E-mail : nadagiku@nadagiku.co.jp
URL
10.トリノミュージアム
希少なヴィンテージカーの博物館!日本に1台しかないフェラーリも
世界でも希少なヴィンテージカーを展示する博物館「トリノミュージアム」は、JR姫路駅北口から徒歩13分ほどのところにあり、姫路城からアクセスしやすい立地にあります。車好きのオーナーが所有するヴィンテージカーやスポーツカーなど、約50台を鑑賞することができます。
車両は海外でも人気のイタリア車を中心に、60〜80年代のフェラーリやランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーなど、歴史的名車がずらり。どの車両も綺麗な状態で保管されているので、みているだけでうっとりする美しさ。
注目は、生産台数わずか272台という世界でも希少な「フェラーリ288GTO」。日本には2台が正規輸入され、その後1台は海外に渡ったため、日本に現存している正規輸入車両は「トリノミュージアム」に展示される1台のみ!
同ビルの7階には、カフェダイニングバー「コーニッシュ」も併設され、店内からは姫路城と姫路の街並みを一望できます。ヴィンテージカーを鑑賞したら、最高のロケーションでランチやカフェを楽しんで。
【トリノミュージアム】
所在地
兵庫県姫路市福中町51 ヘルメスビル7階
入館料
大人(高校生以上) 1300円
小人(小中学生) 800円
小人未満(保護者同伴) 無料
※駐車場割引有り
開館時間
10:00〜17:00(最終入場16:30)
休館日
月・火曜日(祝日は営業)
アクセス
山陽電鉄「姫路駅」から徒歩約13分
TEL
079-224-2220
URL
■姫路北エリア
姫路市街地から20分ほど車を走らせると、のどかな田園風景が広がり、雪彦山(せっぴこざん)をはじめとした標高700~900m級の山々を望むことができます。自然に溶け込むように歴史ある寺院やテーマパーク、温泉など人気の観光スポットが点在しています。
また南部に広がる瀬戸内海播磨灘の中央には、大小40余りの島からなる島群「家島」があり、釣りや海水浴を楽しむ観光客が多く訪れます。県内屈指の水揚げ量を誇る漁港では、新鮮な魚介類の直売やブランド魚を使ったご当地料理をいただくことができます。
姫路駅周辺からちょっと足を延ばして、心が落ち着く時間を過ごしてみませんか?
11.書寫山圓教寺
1000年の歴史をもつ“西の比叡山”を参拝!映画「ラストサムライ」のロケ地でも有名
「書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)」は、姫路市の北部にある「書写山」の山頂にある寺院です。書写山上一帯が圓教寺の境内になっていて、「西の比叡山(ひえいざん)」と呼ばれ、一年を通じて多くの観光客が訪れます。
1000年という古い歴史があり、境内には摩尼殿や大講堂をはじめ多くの歴史的建造物が現存し、歩きながら回ることができます。寺院の周りには樹齢数100年の木や苔、岩があり、神聖な空気が感じられるパワースポットとしても有名です。
山頂へは「書写山ロープウェイ」に乗って約10分の空中散歩が楽しめます。姫路市内を一望できるだけでなく、天気がよければ明石大橋海峡や淡路島も見えますよ。
特に秋の紅葉の季節は、山全体が赤や黄色、オレンジ色に染まり、多くの観光客が訪れます。また、坐禅や写経など僧侶が行う修行の一部を体験することができるので、気になる人は公式HPで事前にチェックして。
【書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)】
所在地
兵庫県姫路市書写2968
志納金
中学生以上 500円
小学生 300円
未就学児 無料
入山時間
8:30~17:00(ロープウェイ運行時間にあわせて変動あり)
定休日
年中無休
アクセス
JR「姫路駅」北口から神姫バス「書写ロープウェイ行き」乗車、終点下車、徒歩約3分
TEL
079-266-3327
URL
12.太陽公園
山頂にそびえる巨大なお城の正体は!?
地元民なら誰でも知っている、でも初めて見る人はちょっと驚く光景がこちら!まるでヨーロッパの山奥かと思いきや、ここは姫路の北部。
姫路市のなかでも自然が多く残るエリアにあるテーマパーク「太陽公園」は、園内に世界の文化遺産を再現した建物や像があり、日本にいながら、世界旅行の気分を味わえる観光スポットとして人気です。
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を再現した「白鳥城」は、公園のシンボル。
世界の名所が一堂に会する「石のエリア」にはパリの凱旋門(がいせんもん)をはじめ、中国の万里長城登城門(ばんりちょうじょうとじょうもん)、天安門(てんあんもん)、エジプトのピラミッド&スフィンクス、ミクロネシア連邦・ヤップ島の石貨神殿(せっかしんでん)など、世界中の有名スポットが大集合しています。
「城のエリア」は城の中に入ることができます。中ではトリックアートが並ぶフォトスポットがたくさん!レンタルコスチュームを身にまとって、コスプレをして撮影するのもおすすめです。姫路ならではの「太陽公園」ワールドを堪能しては。
【太陽公園】
所在地
兵庫県姫路市打越1342-6
入園料
大人(高校生以上) 1500円
小人(小・中学生) 700円
小学生未満無料
高齢者(75歳以上) 700円
障がい者・介助(大人) 700円
障がい者(小人) 400円
営業時間
平日/10:00~18:00
土日祝/9:00~18:00
※チケット販売終了17:30
定休日
不定休
アクセス
・JR「姫路駅」北口から神姫バス35・43番系統「緑台」行き(4番または18番のりば)乗車
「打越西」もしくは「打越新田」下車
・36番系統「白鳥台」行(1番のりば)「白鳥台三丁目」下車
※詳しいアクセス方法ついては下記URLの「アクセス」から確認を
駐車場は300台あり(500円)
問い合わせ先
079-267-8800
URL
13.ヤマサ蒲鉾
姫路花の名所・ヤマサ蒲鉾の「蓮の花苑」と「芝桜の小道」
夢前川の清流と豊な自然に囲まれた「ヤマサ蒲鉾」。敷地内には約12000平方メートルの植栽面積を誇る蓮池が広がり、古代蓮(大賀蓮)や蜀紅蓮、城陽蓮などさまざまな種類の蓮が咲き誇ります。無料で観覧することができ、毎年6月~7月末にはたくさんの人が訪れます。
また「ヤマサ蒲鉾」のもう一つの名物が芝桜。春には広さ6500平方メートルの斜面に21万株の芝桜が満開を迎えます。一面ピンク色のじゅうたんが広がる光景は圧巻で、訪れる人の心を和ませてくれます。
他にも、食の安心・安全へのこだわりを実感してほしいと、工場見学の実施(無料)や、かまぼこ作り体験教室(有料)も実施しているので、ファミリーで訪れても家族みんなで楽しめますよ。
『城下町どっぐ』200円
練り製品などを販売するかまぼこ工房「夢鮮館(ゆめせんかん)」にも立ち寄って。小腹がすいたら名物の『城下町どっぐ』を食べて休憩するのもおすすめです。中にはチーズかまぼこが入っていて優しい甘さが子ども達に大人気!外はカリッと、中はふんわりの食感は一度食べるとやみつきになること間違いなしです。
【ヤマサ蒲鉾(かまぼこ工房 夢鮮館)】
所在地
兵庫県姫路市夢前町置本327-16
入館料
無料
開館時間
9:00〜17:00
休館日
なし ※工場見学は休みあり
アクセス
JR「姫路駅」北口から神姫バス「前之庄」行き乗車「清水橋 西詰」下車、徒歩約15分
TEL
079-335-1055
URL
14.塩田温泉郷
【夢前川温泉】里湯ひととき 夢乃井
「塩田(しおた)温泉郷」は、姫路市内から車で約30分の場所にある温泉地。自然が多く残る夢前川沿いに位置し、春は川沿いの桜並木が奥ゆかしく、「姫路の奥座敷」とも言われています。冷え性や乾燥肌の改善に効果が期待できると言われており、播磨地方では昔から多くの人に親しまれてきました。宿泊はもちろん、日帰りでも楽しむことができるので、観光で遊び疲れた体を休めに立ち寄るのもおすすめです。
過去に兵庫版ミシュランガイドにも選ばれた人気の旅館「夢乃井(ゆめのい)」では、昼は田園風景、夜は星空が望める露天風呂が自慢。湯船には姫路城の瓦と同じ素材を使用し、城壁をイメージしてデザインされているそう。ジェットバスやジャグジー、炭酸風呂なども完備されていて、心ゆくまでリラックスできる空間になっています。
2024年4月に客室がリニューアルオープンし、子連れの家族旅行にピッタリのファミリールームが増室されました。室内には室内用の遊具がそろったキッズスペースが設けられ、食事も年齢にあわせて用意されるなど、うれしいサービスが盛りだくさん!
【里湯ひととき 夢乃井】
所在地
兵庫県姫路市夢前町前之庄187
料金
【日帰り】
大人(中学生以上) 1760円
小人(3歳~小学生) 880円
【宿泊】2名1室利用の場合 1人18300円~(1泊2食付き)
受付け時間
9:00~18:00
休館日
なし
アクセス
JR「姫路駅」北口より神姫バス17番のりば、横関または塩田経由「前之庄」行き乗車「夢乃井」下車すぐ
杉之内経由「前之庄」行き「荒神山口」下車すぐ
TEL
夢乃井グループ予約センター
079-336-1000
URL
【塩田温泉】湯元 上山(うえやま)旅館
「上山(うえやま)旅館」の創業は明治7年。300年の歴史をもつ奥播磨の天然温泉「塩田温泉」の湯元として、150年続く由緒ある老舗旅館です。
四季折々の自然を感じられる、開放感あふれる野天風呂では、昼間は緑越しに差し込む日の光を浴びながら、また夜はライトアップされしっとりとした雰囲気のなか温泉を楽しめます。ろ過せずに、濃い源泉の成分を楽しめるので、多くの温泉通を虜にしています。
泉質は炭酸重曹弱食塩泉で、アルカリ性の湯が皮脂汚れや古くなった角質を落としてくれることから、「美人の湯」とも呼ばれています。また胃腸症状に効能が期待できると言われ、飲用温泉としても活用されてきました。館内には「源泉飲み場」があり、温泉水を飲むことができます。
他にも、湯船の中から庭園を眺められる浴場「庭園風呂」や、天然檜を贅沢に使用した「檜風呂」、家族で入れる「野天家族風呂」もあります。ぜひ家族でゆっくりとした時間を過ごしては。
【上山(うえやま)旅館】
所在地
兵庫県姫路市夢前町塩田287
宿泊
2名1室 1人16500円~(1泊2食付き)
受付け時間
8:00~22:00
休館日
なし
アクセス
JR「姫路駅」北口から神姫バス塩田温泉経由「前之庄/山之内/雪彦山」行き乗車「塩田」下車、徒歩約10分
※2名以上で無料送迎バスあり(要事前予約)
TEL
079-336-0020
URL
15.姫路セントラルパーク
「姫路セントラルパーク」は、サファリパーク形式の動物園や遊園地、西日本最大級のリゾートプール、アイススケートが楽しめる人気のテーマパークです。地元民からは「姫セン」の愛称で親しまれています。
魅力は地元感あふれるアットホームな雰囲気。本格的なサファリが楽しめたり、レトロな雰囲気のアトラクションから絶叫ジェットコースターなど、とにかく1日では遊びきれないほどのアクティビティが満載です!
姫センに来たら一度は訪れたいのが「サファリエリア」。遊園地と合わせると東京ドーム約48個分の広さを誇る広大な敷地には、約190種1200頭羽の肉食動物や草食動物が自然に近い状態で飼育されています。
動物達の姿を車窓から間近に観察することができる「ドライブスルーサファリ」は、「マイカークルーズ」「サファリバス」「サファリ・ザ・ライド」「冒険ライド」から選ぶことができます。それぞれ料金や楽しみ方が違うので、人数や子どもの年齢など目的にあわせて選んで。
遊園地エリアには、約35基のアトラクションがスタンバイ。全国でもG(重力)のかかり方が5本の指に入るという、“日本初”のスピーディーインバーテッドコースター「ディアブロ」から、世界最大級のメリーゴーランド「グランカルーセル・ペガサス」まで、幅広い年齢層が楽しめるアトラクションが豊富にそろいます。
なかでも大型ジェットコースター「ヴィーナスGP(グランプリ)」は、最高5.2Gという日本最大の垂直ループを誇る絶叫系アトラクション。最大傾斜角65度からの落下は、テンション爆上がりすること間違いなしです!ここでしかできない体験を家族全員で楽しんで♪
【姫路セントラルパーク】
所在地
兵庫県姫路市豊富町神谷字大蔵1434
入園料
【1日入園】
大人(中学生以上) 3800円~
子ども(小学生) 2100円~
幼児(3歳~小学生未満) 1300円~
※入園日によって料金が変動します。詳しくは公式HPを参照
【アトラクションフリーパス】
大人 3000円
子ども 2700円
幼児 1200円
※年間入園パスなど、その他のチケットについては公式HPを参照
開園時間
10:00~17:00
※入園日により変動あり。詳細は公式HPを参照
休園日
水曜日、不定休 ※変動あり
アクセス
JR「姫路駅」北口から神姫バス(直通)
TEL
079-264-1611
URL
https://www.central-park.co.jp/
16.日本玩具博物館
姫路市内にある「日本玩具博物館」は、世界160カ国から約9万点のおもちゃや人形などを所蔵する私立の博物館。白壁の土蔵6棟に明治、大正、昭和時代の貴重なおもちゃが展示されています。
館長の井上重義氏が1963年から郷土玩具の収集を始め、1974年に新築した自宅の一部を展示室として公開したのがはじまり。その後、増築を続けて現在では6棟に。それから約50年間、常設展や季節ごとの企画展・特別展、ワークショップなどを行っています。
訪れる人の年代によって、さまざまな懐かしさや発見を感じられるのが同館の魅力の一つ。
明治後期から生産されたブリキ製の玩具をはじめ、大正時代のセルロイドのおもちゃ、昭和30年代ブリキのロボットなど年代もののおもちゃが展示されています。そのパッケージの表記が英語だったり、色合いに原色が多く使われていたり、レトロな雰囲気を楽しめるものばかり!玩具で遊べるコーナーもあります。子どもはもちろん大人も童心に返っておもちゃの魅力にハマってみては。
【日本玩具博物館】
所在地
兵庫県姫路市香寺町中仁野671-3
入館料
大人600円、高大生400円、子ども(4歳以上)200円
開館時間
10:00~17:00
休館日
水曜日(祝日の場合は開館)
アクセス
JR「香呂」駅から徒歩約15分
TEL
079-232-4388
URL
17.廣峯(ひろみね)神社
広峰山山頂に鎮座する関西のパワースポット
広峰山山頂にあり、関西屈指のパワースポットとしても有名な「廣峯(ひろみね)神社」。牛頭天王の総本宮で、「陰陽の郷」としても知られています。本殿は室町中期、拝殿は江戸時代に再建された国指定の重要文化財として、国内最大級の大きさを誇ります。本殿裏には九星詣り祈願ができる9つの穴があり、「神さまに直接願いごとができる」と話題に。縁結び・厄除け・病気平癒・疫病退散などにご利益があるとされています。
境内からは姫路市街と播磨灘を一望できる場所があるので、ちょっとしたフォトスポットとしても人気。
【廣峯(ひろみね)神社】
所在地
兵庫県姫路市広嶺山52
アクセス
JR「姫路駅」北口から神姫バス乗車、「広嶺」下車、徒歩約30分
TEL
079-288-4777
URL
18.家島諸島
釣りやマリンスポーツ、自然を満喫するならフェリーで家島へ
兵庫県の南西部、播磨灘にある大小44の小さな島から構成される家島諸島。姫路港から旅客船を使って約30分ほどで気軽に足を運べる人気の観光スポットです。
44の島のうち人が暮らしてるのは「家島」「坊勢(ぼうぜ)島」「男鹿(たんがじま)島」「西島」の4島のみ。中でも観光の中心は「家島」と「坊勢島」が観光の中心になっていて、宿泊や食事処も充実しています。
家島に来たらぜひ食べたいのが、その日に水揚げされた新鮮な魚を使った料理。全国でも有数の漁獲高を誇る家島ならではの魚をつかったグルメの数々が楽しめます。特に晩秋から冬場にシーズンを迎える家島産ワタリガニや坊勢島産サバは最高の味と定評で「旬魚の海鮮丼」やシラス丼、脂の乗ったぼうぜ鯖が堪能できる鯖寿司など、ここでしか味わえない島料理が楽しめるお店が充実しています。
家島本島の宮港東にある「家島神社」は、パワースポットとしても有名で多くの観光客が足を運びます。参道沿いには等間隔に灯籠が立ち並び、昼間に訪れると、鳥居の向こうにキラキラと輝く海が見えます。日没が近づくと、海面に反射し、鳥居の間から参道を照らす夕日。厳かな空気が辺り一帯に漂う夕暮れ時も魅力です。毎年7月下旬に行われる「家島天神祭り」は、だんじり船が出る勇壮な夏祭りとして有名。
西島では、カヌーをはじめさまざまなマリンスポーツを体験でき、他にも新鮮な魚介を使った漁師飯が味わったり、島時間を満喫できるおでかけスポットが盛りだくさん!のんびり時間を忘れて島旅を楽しんで。
【家島諸島】
所在地
兵庫県姫路市
乗船料金
定期船による
アクセス
JR「姫路駅」北口(新バスターミナル1番乗り場)から神姫バス乗車、 「姫路港」行き
・家島本島へは、姫路港から「高福ライナー」、もしくは「高速いえしま」に乗船
・家島諸島・男鹿島へは「坊勢輝汽船」に乗船
・坊勢島へは「坊勢輝汽船」に乗船
※乗船時間は男鹿島で約30分、坊勢島で約40分
TEL
一般社団法人家島観光事業組合
079-325-8777
URL
19.妻鹿(めが)漁港
兵庫県下でも有数な漁獲量を誇る漁港!漁協の直売施設や海鮮料理を味わえる店も
姫路の最南端に位置する妻鹿(めが)漁港は、県下でも有数の漁獲量を誇ります。漁協の直売施設「JFぼうぜ姫路まえどれ市場」では、鮮度抜群の魚を購入したり、その場で海鮮料理を味わえます。
直売所では、毎日水揚げされる新鮮魚介類が約50種類ほどが並びます。普段スーパーなどでは見かけない珍しい魚も並び、活魚の水槽はまるで水族館のよう!その場でさばいてもらえるので、お造りにして持ち帰ることもできますよ。
併設の食事処では、坊勢(ぼうぜ)が誇る「ぼうぜ鯖」やひょうご推奨ブランドに認証された「華姫さわら」、「白鷺鱧」など、ここでしか味わえないブランド魚を味わえます。また冬場には「ぼうぜがに」や牡蠣など旬を楽しむことができます。
味海苔や焼き海苔、からすみなど、お土産品も充実しているので、旅の締めくくりに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
【JFぼうぜ姫路まえどれ市場】
所在地
兵庫県姫路市白浜町字万代新開甲912-18
アクセス
JR「姫路駅」南口から神姫バス乗車「姫路まえどれ市場」下車すぐ
※土・日曜日、祝日のみ運行
TEL
坊勢漁業協同組合
TEL:079-326-0231
JFぼうぜ姫路まえどれ市場
TEL:079-246-4199
URL