路地裏で25年愛され続ける♡神戸・元町の隠れ家カフェ『LEEWAY Cafe』 神戸市
神戸市の元町駅から徒歩すぐの場所で見つけた隠れ家カフェを発見♪今年の11月でオープンから“丸25年”の節目を迎えた『LEEWAY Cafe(リーウェイ カフェ)』(神戸市中央区)へ取材に行ってきました。
JR元町駅の東口から北東へ向かい、鯉川筋を北へと上って「ローソンストア100」の手前を曲がり、少し進んだらお店に到着。
駅から徒歩約2分と近いのに、喧騒からそっと離れられるような不思議な“隠れ家感”が漂います。
扉を開けると、まず感じるのは ふっと肩の力が抜けるような温かさ。どこか懐かしく、初めて来たのに「ただいま」と言いたくなるような安心感に包まれています。
にこやかに迎えてくれるのは70代のオーナーご夫妻。25年前にお店を開き、今も毎日、二人でお店を切り盛りされています。
同店が25年間愛されてきた理由。そのひとつが奥様が2階のキッチンで一つひとつ丁寧に手作りしている「ケーキ」です。手作りならではの優しさとあたたかみがぎゅっと詰まっているケーキは日替わりで3〜4種類ほど。
季節によってフルーツが変わったり、ショートケーキのフレーバーが月替わりになったりと、訪れるたびに違う楽しみがあるのも魅力です。
最近は物価高の影響もあり、街のカフェではケーキ単品でも1,000円に迫る価格が珍しくなくなってきました。そんな中で、同店では 「ケーキセット」がドリンク付きで1,000円 という驚きの良心価格です。
ケーキセットを注文して席で待っていると、入口近くのカウンターからふわりとコーヒーのいい香りが漂ってきました。奥様はケーキ作りと接客をメインに担当され、オーナーはカウンターの中で一杯ずつ丁寧にコーヒーをドリップ。
息ぴったりなオーナーご夫妻の穏やかなやりとりを眺めているだけで、こちらまでほっこりと温かい気持ちになります。
今回選んだのは「季節のショートケーキ」。ケーキの周りにもイチゴが散りばめられており、冬の雰囲気をまとった華やかな見た目に気分があがります♪
ショートケーキの種類は月替わりで、12月はいちご・ブルーベリー・ラズベリーなどベリーをふんだんに使用。年明けには抹茶のショートケーキが登場予定とのことで、すでに待ち遠しいです。
手作りのケーキはスポンジ生地がふわふわでやさしい口当たり。クリームも甘さ控えめで軽く、どこか“ほっとする”味わいです。生地の間には ラズベリーのソースが薄く塗られており、甘酸っぱさが良いアクセントに。
オーナーが丁寧に淹れてくださったコーヒーとの相性も抜群。ケーキとコーヒーがお互いの良さを引き立て合い、一口ごとに幸せな味わいが広がります。
お店は不定休で元旦はお休みですが、お正月は毎年1月2日から営業されているそう。お支払いは現金のみ対応なのでご注意ください。
場所
LEEWAY Cafe(リーウェイ カフェ)
(神戸市中央区北長狭通3丁目4-3)
営業時間
12:00~21:30
定休日
不定休