【ネクタリン泥棒が出没】新潟市南区で果物の盗難被害、警察が注意喚起
新潟市南区大郷付近の様子
新潟南警察署は9月11日、ネクタリンが盗まれた被害届を受理し、現在捜査中であると発表した。
盗難被害が発生した場所は、新潟市南区居住の70歳代男性が管理する同区大郷地内の畑。8月25日6時ころから9月7日16時ころまでの間、同所において栽培されていたバラ科モモ属の果実「ネクタリン」約50個(時価合計5000円相当)が盗まれた。
畑を管理する男性は9月7日に盗難被害に気付き、9月11日に新潟南署に盗難被害を届出た。
盗難被害が発生した新潟市南区大郷地区は、なしやぶどうなどの果物の栽培が盛んな土地で、盗難被害に遭ったネクタリンは8月下旬から9月中旬ころまでが収穫期であるという。
被害が発生した大郷地区で果樹などの栽培をしている男性に話を聞くと、同地区ではネクタリンに限らず、様々な果物の盗難が発生しているのだという。
同男性によると、盗難犯は管理主が目を離している時間帯に少量の果物を複数回にわたり盗むという手口が多いと話していた。
また、少量の果物とはいっても、農家にとっては長い時間をかけて育てた果物であり、金銭的な損失としても農家にとっては痛手であると語っていた。
新潟南署は、「果物に限らず、コメなどのほかの農産物の管理も徹底してほしい」と注意喚起している。