クリスマス&お正月にぴったりメニューは「カロリーを飲んでいる」背徳感…!【山と食欲と私コラボ④】
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
普段は山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介しているのですが、今回は「登山の後のごほうび」のみをピックアップ!
またまた大人気マンガ「山と食欲と私」(Ⓒ信濃川日出雄/新潮社)、通称「山食」と特別コラボしてお届けします。
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
「山食」の魅力はこれまでの記事でくわしーく語らせてもらっています!
▼実はコレが私の山登りの原点…!マンガ「山と食欲と私」が大好きなものを教えてくれた【作者・信濃川日出雄さんに特別インタビュー!】前編
前回は、コラボして開発したオリジナルレシピ「なんこうどん」が実際にマンガに掲載されました!
▼「山と食欲と私」第206話 北の炭鉱(ヤマ)の「なんこ」うどん
▼【「山と食欲と私」コラボ企画①】大人気マンガに山ごはんレシピを載せたい!“食の宝庫”北海道であえて選ぶ「意外なグルメ」を作者にプレゼン!
そして、今回は「山食」とのコラボ第二弾!
登場するのは「山と食欲と私」オリジナルの「メスティン」です。
実は、HBCラジオで10月から始まった新ラジオ番組「言いたいことは山々ですが」で、リスナーの皆様にこちらの「メスティン」をプレゼント!
ということで、メスティンを使った、これからの季節にぴったりのレシピを「山食」のマンガからの“再現”でお届けします!
とろっとろのアッツアツ!はふはふしながら食べてください!
今回は「朝里天狗岳」へ
キレイな海が奥に見えます!
秋も深まる中、今回は北海道小樽市にある「朝里天狗岳」に登ってきました!
寒い中歩いて、お腹はペコペコ。
さあ、山食の主人公、鮎美ちゃんになりきって、おいしい山ごはんをいただきますよ!
万能です。メスティンちゃん
「山と食欲と私」オリジナルメスティンは、スウェーデンtrangia社製。
蓋には、「山食」の主人公、鮎美ちゃんがごはんを頬張るイラストがプリントされています。かわいい~!
この連載でも、これまで何度も記事で登場していますが、メスティンはとにかく便利!
簡単な蒸し料理から、パンを焼く本格調理にまで幅広く使えます。
▼便利!「メスティン」の簡単レシピ3選 山ごはんにも、おうちごはんにも大活躍
▼これ1つでパン作りも炊飯もできる!便利すぎる「メスティン」活用術【アウトドアでも家でも】
そして料理だけではなく入れ物としても良い形なのです。
山ごはんを作るための道具をつめてもヨシ。
形が崩れないようにお菓子を詰めてもヨシ。
そんなメスティンの魅力は、HBCラジオ「言いたいことは山々ですが」でも紹介しています。
これを使って、レッツクッキング♪
もちで作るラザニア「もちザニア」って何?
今回作ってみたのは、12巻の第128話に登場する「もちザニア」。
マンガの本編では、正月休みに自宅でお餅をめいっぱい堪能した主人公・鮎美ちゃんが、
余ったお餅を使おうと考えたレシピとして登場します。
私はお餅大好き人間で家に常備してあるので、お正月ではありませんが作ってきました。
クリスマスっぽくもあるのでこれからの時期にぴったりのメニュー♡
しかし、そもそもラザニアを作ったことないし、食べたことも数回しかありません。
鮎美ちゃんの食リポでは「大発明!」と言っていましたが、味が想像できない…。
心配しつつ、材料をザックにつめていざ山頂に到着!
もちザニア
【材料】(1人分)
・牛乳(大さじ3~5)
・切りもち(スライスもちを使うと便利)
・硬めでしょっぱいスナック菓子(今回はじゃがりこ)
・レトルトや缶詰のミートソース
・スライスチーズ
【作り方】
①メスティンの底にスナック菓子を並べ、牛乳をそそぎます
②ミートソース、薄く切ったお餅、スライスチーズを交互に重ねていきます
③何度か繰り返し、一番上にスライスチーズが来るように重ねたら蓋をして数分、中弱火であたためると…?
ふわあああ~!ミートソースのいい香り!
ですが…ドロドロしています。
ラザニア素人にとって、これが成功の図なのかよく分かりません!(笑)
ドキドキ…スプーンですくおうとすると…!
びよーんと伸びます!
これは…おもち?チーズ?どっちなんでしょうか?
はふはふしながら…うん!おいしい!
味はミートソースなので間違いなし。
牛乳を測らず目分量で入れすぎたせいか、とろけるお餅とチーズで想像以上にトロトロです!
もっとどっしりとした、重量感があるレシピを想像していました…思ったよりも軽いです。カロリーを飲んでいるみたいな料理です(笑)!
そして驚いたのは、あんなに敷き詰めた…じゃがりこが…居ない…!!
牛乳の水分で溶けて、マッシュポテトのようになっていました。
ちなみに鮎美ちゃんは、こんな風にコメントしていました。
大変ありがたいお肉になった、おもち…(笑)
おいしいから仕方ありません。下山で燃やします!(カロリーを)
ちなみに、そこにスナック菓子を並べたのは、もちの張り付き防止のためでもあるのですが、結果は…!
しっかり底は焦げ焦げ…。(笑)
おうちに帰ってから、うるかして洗いました。
ポイント
今回のレシピのポイント、「山食」作者の信濃川先生にも聞いてみました!
ちなみに、メスティンの焦げは、お酢を使って洗うと取れやすいですよ♡
HBCラジオ冬の大感謝週間!(11月25日~12月1日)
HBCラジオでは11月25日から「冬の大感謝週間」が始まります!
私がパーソナリティーを務める「言いたいことは山々ですが」では、
今回使った「山食」オリジナルのメスティンと、すぐに作れる山ごはんキットをセットにしたものなどを抽選でプレゼントします!
山食グッズ、ヘビーユーザーです。
このメスティン以外にも「山食」オリジナルのグッズは私も日々愛用中♡
風不死岳の山頂で掲げた「登頂てぬぐい」もお気に入りです。
▼【北海道・千歳】読めますか?「風不死岳」 脱・初心者!筋肉痛必至の登山に挑む
長野県の八ヶ岳に登ったときに着た「Tシャツ」も実は「山食」公式グッズです。
早暁の山の稜線から見た空の色をイメージした「朝焼ピーチファズ」という色。
八ヶ岳に泊まってみた朝日を思い出します。
可愛いだけでなく、機能性も高いんです。
定番素材のメリノウール×ポリエステルを使用していて、汗を吸ってもベタつかずサラっとしていて、汗冷えもしにくかったので、長時間着用する登山にぴったり!
八ヶ岳の山小屋では着替えずに一泊しましたが、匂いも気になりませんでした。
そして何よりも、好きな人(鮎美ちゃん)とお揃いの気分…♡
中学生の時にみんなでミサンガを付けた時のワクワク感をもって、山に行くことができました。
公式グッズは新潮ショップで販売しています。
これからも、鮎美ちゃんのように山ごはん探求を頑張ります!
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取材協力:信濃川日出雄さん
北海道・札幌市在住。2015年からWeb漫画サイト「くらげバンチ」で『山と食欲と私』を連載中。既巻18巻
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「言いたいことは山々ですが」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は登山時(2024年11月)の情報に基づきます。