世代超え響き合う 師走公演へ稽古に熱
横須賀芸術劇場の専属合唱団として四半世紀以上活動してきた2つの合唱団が、12月8日(日)に開かれる合同コンサートに向けて稽古を重ねている。
同劇団には児童合唱団の横須賀芸術劇場少年少女合唱団=写真左=と、アマチュアから成る横須賀芸術劇場合唱団=同右=が所属。例年は別々に年末の公演を開いてきたが、劇場大ホールの改修に伴い、10数年ぶりに合同コンサートが実現した。
少年少女合唱団には小学2年生から高校3年生まで約100人が在籍。今回はクリスマスの名曲集から約10曲を披露する。参加する中学2年生の岸野文音さんと松岡大和さんは「大人に負けないように一生懸命堂々と歌いたい」と意気込みを語る。
大人の合唱団は、約120人が「第九」で親しまれるベートーベン交響曲第9番第4楽章を上演。終盤には8歳〜80代、総勢約250人の共演もある。
横須賀市文化会館大ホールで午後3時開演。全席指定大人2千円など。問い合わせは同劇場【電話】046・823・9999。