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茶芯が美しい、アメリカを代表するタイヤメーカー 「B.F.Goodrich」社製のソールの謎多きブーツ。

Dig-it[ディグ・イット]

ブラックに染めた革の下から、茶色い素地が“浮き出る”通称「茶芯」と呼ばれるこの現象が、なぜここまでブーツ好きを熱狂させるのか。今回は、「ショット」プレス・山崎雄城さんに茶芯の魅力を伺った。

’50~’60s Vintage Work Boots

10年ほど前に地元のリサイクル家具ショップで出会った1足。アメリカを代表するタイヤメーカー 「B.F.Goodrich」社製のソールを使用したブランド不明の謎多きブーツだが、旧い年代特有の革の質感に惹かれたという。

「茶芯のブーツにはあえてブラックのクリームを塗り、茶芯を活かしつつ、自分の好きな色合いに仕上げます。茶と黒が混ざり合った絶妙なカラーにグッときますね。いわば、自分だけの茶芯を作るイメージ。茶芯は経年変化がわかりやすいのが特徴であり魅力だと思うけれど、そこに一手間加えることこそ、茶芯ならではの楽しみ方だと思います。ワイドなジーンズやワークパンツと合わせてグランジ・ファッションに仕上げるのがこのブーツを履くときのマイルールです」

キレイに保ちながらも男臭く、あえて雑に履くのが山崎流だ。

「ショット」プレス・山崎雄城さん|2014年、いまはなき裏原の「ショットガレージ」の店舗スタッフとして入社し、今年で11年目を迎える。現在はショットのプレスとして、ビジュアル制作やイベント企画を行い、ブランドの世界観作りを担っている

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