<ケンカのもと>洗濯物を出すルールは各家庭で違う!子どもに習慣づけると将来のパートナーに迷惑?
みなさんは洗濯物を出すときのこだわりやルールはありますか? 単純なことのように見えて意外にこだわりやルールのある「洗濯物の出し方」について、ある質問が投げかけられました。
『洗濯物の出し方、子どもにどう教える?』
洗濯のやり方そのものについてではなく、洗濯物の出し方について、わが子にどのように教えたらいいのかという質問を投げかけた投稿者さん。「洗濯したい・してほしいものを出す」と、文字にすると簡単そうに思えますが、実際は各家庭によってこだわりやルールがあるようですね。それを子どもにどのように教えるのかをママたちに聞いてみたいのだとか。質問の真意とママたちの反応を見てみましょう。
洗濯物の出し方は各家庭で結構違う……
『洗濯物の出し方って、各家庭でやり方がかなり違うよね。一般的な出し方とかってあるのかな。子どもにどう教えておいたら将来困らないかなって、義母とそんな話をしていたんだけど、みんなはどんな風に教えている?』
わが家の洗濯物の出し方ルールは一般的なのか。わが家のルールがイレギュラーだった場合、将来パートナーができたときに、相手に迷惑がかかったりもめたりしないだろうかと不安になったのだとか。実際、投稿者さんは旦那さんと洗濯物の出し方についてひと悶着した経験があるため、このような不安を抱えることとなったようです。
わが家の“洗濯物の出し方”ルール
ママたちからはさまざまな意見とともに、それぞれの洗濯物の出し方や、洗濯に対するこだわり・ルールが寄せられました。まずはどのようやり方があるのかを少し見てみましょう。
『下着は手洗いをしてから洗濯に出す』
『とにかくポケットの中身はすべて出してもらう』
『汚れ方や繊細な衣類とかによって、わけて別のカゴに出してもらっている』
『日焼け防止に裏返して干すから、洗濯物は裏返してカゴに入れる』
みなさんが実践しているお洗濯の出し方ルールはありましたか? 「うちと同じ」と思うこともあれば「そこまでやるの!?」と驚くこともあるかもしれませんね。さらに派生したルールなどもたくさん寄せられていました。
洗濯物の出し方、家族にどのように教えているのか
ママたちは自分が思い描く理想の洗濯を実現するため、どのように家族に協力を求めているのでしょう。
自分がやりやすくするため協力は求めない
『何1つ教えていない。汚れ状態やネットに入れるかどうかとか、私が選別した方が確実』
『勝手に裏返されたりネットに入れられたりしたら汚れた箇所が確認できないから、旦那にも子どもにも何もしてもらっていない。すべて私が確認して分別して洗っている』
教えたところでやってくれなかったり、やってくれても判断が甘かったり。気がつけば洗いなおす羽目になっていたことも珍しくないとなると、旦那さんや子どもにやり方を徹底するようお願いするより、「もう自分でやった方がいい」と思うものかもしれません。洗濯は毎日のことですし、スタートから終わりまでそれなりに時間がかかるので、できるだけ効率よく進めたいですよね。そうなると、判断ミスからくるやりなおしは極力避けたいもの。そのため、ルールすら教えていないというママの声もありました。意外にそういうものかもしれませんね。
なぜそのルールか、意味も教える
『なぜ言われたやり方で洗濯物を出すかについて、ママが説明できればいいんじゃない?』
各家庭の洗濯物の出し方、なぜそのようなやり方をするようにと言われるのか、意味が理解できれば、家族も実行しやすくなるかもしれませんね。たとえば、「脱いだものは裏返して出して!」ではなく、「干すときに裏返しておかないと衣類が日焼けするから、出すときに裏返しにしておいて」と伝える方が、言われていることへの理解度はアップしそうです。これは洗濯物を出してもらうことに限らず、人に何かを伝えるときには意識しておくと結構便利ですよ。
子どもに身につけさせたいのはルールではなく……
家族だけのコミュニティから、家族以外も属するコミュニティに移ることで、これまで培ってきたルールやマナーが一変することはよくあります。こだわりをもつことも素晴らしいですが、臨機応変さも兼ね備えられれば将来パートナーともめることも回避できるかもしれません。
『息子には将来、結婚生活を円滑にすごすにはパートナーのやり方に従うことが1番。できないなら自分で家事をするようにって言ってある』
『うちではこのやり方だけど、洗濯方法は各家庭で違うから、相手のやり方に合わせるようにとは言ってある』
わが家の洗濯物の出し方ルールを徹底するだけでなく、洗濯する人のやり方に臨機応変に対応できる柔軟性を身につけさせることもありかもしれません。家事のやり方は常にアップデートするもの、それが当たり前なんだよと子どものうちから言って聞かせておくだけでも違うかもしれませんね。「洗濯をする人のやり方を優先する」「違いすぎたら落としどころを見つける」という暗黙の了解を身につけてもらうべく、普段から声掛けをしてみてはいかがでしょう。