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私は移動には自転車を使う事が多いので、甲子園に行く時に新甲子園商店街を通る事がたまにあります。

先日久し振りに商店街を自転車で通っていると、大通りから少し横道に入った所に開店祝いのお花を発見しました。

「島んちゅの台所 隠れ家 や鈍」というお店なのですが、実はこのお店は以前からこの場所にありました。

オーナーが代わった事で同じ名前のお店ですが新規オープンという事になったそうです。

島んちゅというと沖縄のイメージがありますが、ご主人は奄美大島の出身だそうで、沖縄料理だけでなく奄美の料理も頂けるとの事。

今回はこちらのお店をご紹介したいと思います。

新甲子園商店街の中

阪神甲子園球場の南側の道を西に進むとすぐに新甲子園商店街がありますが、その商店街の中にお店があります。

こちらがお店の外観。

あまり目立たない佇まいですが、のれんやちょうちんもちゃんと出ています。

この看板が目印です。

ちなみに「や鈍」というのは奄美の地名だそうで、ほんとうは漢字で「屋鈍」と書くのですが、印象に残る名前にする為にひらがなを混ぜたそうです。

お店の前にはメニューの看板も出ていました。

見てるだけでお酒が飲みたくなります…

こっそり楽しめるまさに隠れ家

お店の中にはカウンター席とテーブル席があります。

こちらが店内の様子。

そんなに広くはなく、まさに「隠れ家」といった感じです。

お店の中には奄美大島のポスターが色々貼ってあります。

また三線も置いてあり、私が行った時もお客さんが三線を引きながら沖縄の歌を色々歌っていました。

や鈍のメニュー

こちらがメニュー表。

沖縄料理が色々あるように見えますが、実は沖縄料理と奄美料理はけっこう違うんだそうです。

油そうめんや島らっきょう、パパイヤ漬などは奄美料理、チャンプルーやにんじんしりしりなどは沖縄料理になります。

詳しくはお店で訊いてみて下さい。

本日の一品もあります。

こちらがドリンクメニュー。

一見少ないように見えますが、焼酎や泡盛の種類がとても多いです。

どんな銘柄があるかはお店で確認して下さい。

ゴーヤーチャンプルーで泡盛を

沖縄といえばやっぱりまずはオリオンビールでしょう！

すっきりして飲みやすく私は大好きなビールなのですが、意外と置いているお店が少なく、沖縄料理のお店に行った時にはまず最初に飲む事にしています。

いつ飲んでも美味しいですね。

突き出しはタコの酢の物でした。

オリオンビールによくあうので、この突き出しだけでオリオンビールを飲み切ってしまいました。

次は泡盛を。

銘柄がとてもたくさんあるのですが、ご主人おすすめの「美しき古里」のレジェンドを頂きました。

泡盛ですから当然度数は高いのですがとてもフルーティーで飲みやすく、チェイサーを頂いたのですがチェイサーなしでごくごく飲めてしまうような美味しいお酒でした。

くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。

お酒のアテ兼晩ごはんとしてゴーヤーチャンプルーを注文しました。

スパムの塩味とゴーヤーの苦味が泡盛の風味をより引き立ててくれます。

泡盛を飲みながらゴーヤーチャンプルーを頂き、三線とともに沖縄民謡を聴いていると本当に沖縄に来ているような感覚になりますね。

もう一杯だけ泡盛を頂く事にしました。

こちらは「残波」という銘柄です。

先程の「美しき古里」よりも度数が高く、クセはありませんがガツンとくる味わい。

同じ泡盛でも銘柄によって全然違うんですね。

お酒を色々飲み比べるだけでも楽しいお店です。

もちろん料理も美味しいし、またぜひ来てみたいと思います。

西宮に居ながら南国気分を

最近は沖縄料理のお店も増えてきましたが、まだ西宮にはそんなに多くはないと思います。

近場で南国気分が味わいたい時や、たまに沖縄料理が無性に食べたくなった時にはぜひ立ち寄ってみて下さい。