美しい風景とスイーツで心静かに過ごせるカフェ 小野公園近くにオープンした『スーズカフェ&やーまんぶれっど』で優雅なティータイム 三田市
県道49号線沿いの神姫バス停留所「奥谷口」近くに『su-s.cafe&やーまんぶれっど(スーズカフェ アンド やーまんぶれっど)』が新しくオープンしました。
アニメ映画の世界にタイムトリップしたような、ノスタルジックな風景に溶け込むお店です。
道路を隔てた向かい側にはデイキャンプOKの『小野公園』があり、カフェからは四季折々の風景を望むことができます。
白と無垢を基調にした内装に、シックな調度類でセンスよく整えられた店内。重厚なグランドピアノと、広く取られた窓に映る景色はまるで一枚の絵画みたい。
過去長年、陶芸家のお手伝いをされており、器が大好きな店主の山添さん。また栄養士など食関連の資格を幾つも持っていて、長い間温めていた「いつかはカフェを」という夢をついに叶えました。
前評判で絶品!と聞いていた「本日のケーキ」は、季節を意識してレシピを考案します。夏の到来を感じさせるこの日は、酸味の効いた爽やかな「レアチーズケーキ」と、旬の果物が添えられた「フルーツチョコタルト」の2品。
最初にいただいた「チーズケーキ」は、チョコをサンドしたマカロンが繊細で、口に入れるとしゅわっと溶けてしまいました。サクサクのタルトに染み出したレモン果汁が絶妙で、酸味や食感のバランス良く誰にでも愛される”王道”ケーキです。
ケーキに合わせてハーブティーが飲みたくなり「リラックスブレンド」を注文しました。
オーガニックハーブで淹れたティーは、ティーバッグとは比べものにならないほど香り豊かで、心が整い穏やかな気持ちに包まれます。
カップも思わず欲しくなる、美しいものばかり。
旬のフルーツを使った「フルーツタルト」は、ココアのタルトとカスタードに乗せたみずみずしい果実が溢れそうなボリュームの秀作です。
嬉しいことにケーキ類は、1、2割ほど砂糖控えめ。カロリーオフでも満足できて、素材の味を最大限に活かしているところはさすが。メニューは毎週変わるので、楽しみにしている人も多いそう。
デザインも秀逸な「ボダム」のグラスは機能性にも優れていて、保冷や水滴防止もしてくれます。
そして、土曜日にだけ開店する「や〜まんぶれっど」は、米農家なのにパンが大好き!という旦那さまのベーカリーで、目指すは「街のパン屋さん」。京都の有名パン教室で5年間、みっちり腕を磨いたそう。
「基本に忠実に」と作られるパンは、優しくて毎日食べたくなります。保存料を一切使わず、シンプルだからこそ毎日食べても飽きがこない味を実現しています。
一番美味しく食べられる「基本」レシピに、ご主人の「情熱」をプラスして焼き上がったパンを目当てに訪れた常連さんが、”いつもの”会話をかわしながら”いつもの”パンを買っていく姿に、このお店が誰かの日常となっていることを感じました。
帰ったらさっそく「大切な友人やひとりでゆっくり過ごす」ためのカフェリストに、同店を書き加えておこうと思います。
場所
su-s.cafe(スーズカフェ)
(三田市小野114−1)
営業時間
11:00~17:00
※パンの販売は土曜日のみ
営業日
土曜日、日曜日
※臨時休業などは公式Instagramをご確認ください
駐車場
あり(無料)
※台数に限りがありますので、なるべく乗り合わせてお越しください
備考
すぐ近くに小野公園があります