不快な「コバエ」の“生ゴミ以外の発生源”3つ「置きがち…」「まさかの場所からも」
夏になると、どこからともなく現れる厄介なコバエ。キッチンはもちろん、家中を飛びまわっている様子はまさに不快そのものですよね。「うちは生ゴミを片付けているから大丈夫」と、安心するのはまだ早い! じつは、生ゴミ以外のものが発生源になるケースも少なくないんです。ここでは、わたしの体験談から、コバエが繁殖する“まさか”の「意外な原因」を3つご紹介します。
原因その1.バナナなどのフルーツ
わが家のキッチンで発生源になったのが、カゴに置いていたバナナでした。あるとき、バナナに寄ってくるコバエを見かけて、「ここだったのか……!」と確信しました。
バナナは夏の暑さで熟すのが早く、熟れたバナナの甘い香りがコバエの誘引剤になっていたんです。シュガースポットが多く出ている甘いバナナほど、コバエも寄ってくるので要注意。コバエが発生してからは、バナナを購入したらできるだけ早く食べ切るようにしています。
原因その2.飲み終わった空き缶
意外と多いのが、飲み終わって放置された空き缶。ジュースやビールなどの缶飲料を飲んだ後、処理せず置きっぱなしにするとコバエはすぐに寄ってきます。飲み口に残った液だれや、缶の中に残った飲料もコバエが発生する要因です。
ちなみに、置きっぱなしにした缶ドリンクを後でまた飲む……はおすすめしません。缶の中にコバエが入り込むおそれもありますので、飲み途中の缶は冷蔵庫に保管しましょう。
飲み終わったらすぐに水ですすぎ、ゴミ箱へ入れる習慣を。
原因その3.豆苗などのリボベジ
ねぎや豆苗など、一度で二度楽しめる「リボベジ」。物価高の今、節約のため実践している方もいるでしょう。わたしもすぐに育つ豆苗はキッチンで育てていたのですが、これがコバエの発生源になっていたんです。
毎日水替えをしても、根の部分に水がある以上コバエにとっては快適な場所そのもの。根元にコバエが集まり、リボベジの豆苗のまわりを飛びまわる……。気温の高い季節は完全に防げる対処法がなかったため、夏の間はリボベジをやめています。
コバエの発生源をつきとめよう!
コバエは生ゴミだけでなく、“まさか“と思う身近なものが発生源になっているケースも少なくありません。不快なコバエが増える夏を快適に過ごすためにも、どこで見かけるのか意識して、コバエを減らす対策を練りましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア