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ますます豪華になったドンキ『ワクワク大秘宝箱DX』を開封したら…時が止まった!

ロケットニュース24

ドン・キホーテには、ときどき宝箱が出現する。

もちろん金銀財宝が入っているガチ宝箱ではなく、福袋的な立ち位置のお楽しみ商品。テンションが上がるので見つけるたび毎回購入することにしている。

──ところが、今回の宝箱はなんだか様子がおかしい。『ワクワク大秘宝箱DX』と名付けられたソレは、今までの比じゃないぐらいにビッグサイズだったのだ。

【写真】「唯一の救い」となったのがこちら

・デカすぎ注意

参考までに、まずはこれまでのドンキ宝箱を振り返ってみよう。

まずは2024年1月に発見した『たから箱(税込547円)』がこちら。

片手で持てるサイズで、個体差はあれど どの箱もカシャカシャと音がする程度の軽さ。中身はカードゲームやミニカー、ぬいぐるみなどだった。

続いて2024年8月に発見した『ワクワク大秘宝箱(税込1100円)』がこちら。

片手で持てなくもないが、3周り以上大きくなってノートパソコンぐらいのサイズに。ただし大きさの割に軽い箱が多く、中身はフィギュアやぬいぐるみ、パズルなどが入っていた。

そして今回、2025年1月に発見した『大秘宝箱DX(税込2200円)』が……コチラ!

でっ、デカすぎるだろぉ~~っ!!!!

「DX(デラックス)」という名前の通り、もはや両手どころか大人じゃなきゃ持ちきれないぐらいのビッグサイズ。おまけにどれもズシッと重さがあるから、ふたつ抱えてレジまで持って行くだけでも大変だったんだよね。

店内のポップによると「有名メーカーのおもちゃがいっぱい」「デラックス当たり付き」「当たりはゲームソフトの豪華景品」ということで、これまで以上にイイものが入っていそうな予感で胸が高鳴るぜ!

・大秘宝箱DXを開封してみた!

ワクワクの開封作業に突入だ。箱の中は2重になっていて、外箱とほぼ同じサイズの段ボール箱が姿を現した。

売り場で中身を覗かれたり、なにかの拍子に箱を突き破って出てきたりしないように工夫してあるんだな。

ひとつめの宝箱の中身は……

ムムッ、見たことがないアイテムが出てきたぞ!

『サンドアートパフォーマー』

サンドアートとは、バックライト付きの台の上で砂を動かし絵を描くアート。プロのサンドアーティストとなれば音楽に合わせて次々と描いてストーリーを紡ぎ、有名どころではAIさんの『story』のMVに採用されている。

このサンドアートパフォーマー、おもちゃとはいえ本物の砂を使う本格的な仕様のようだ。

Amazonやヨドバシカメラでは2000~3000円ほどで販売されている商品で、コレひとつでもとがとれた計算。やったね!

続いて出てきたのは、ハンディファン!

夏に使いやすくて丁度よさそう! って思ったら、よく見たらコレ、バッテリーレスの手動扇風機なのだ。下部に小さなタンクが付いていて、ミストも浴びれる優れもの。

レバーを握るごとにファンが回ってそよ風が吹く。

バッテリー式と比べると風は弱いけど、コンパクトだし永久に使えるし意外と便利かもしれないね。

まだまだ出てくるぞ! お次はミニカーだ!!

ジープのコンパクトSUV『レネゲード』。乗り物好きとしてはデザイン・色ともに好みドンピシャの車両なのだが、マニュアル仕様がないため ジープらしからぬ……なんて言うと、オーナーから怒られそうだ。

とにかくお世辞抜きでカッコイイ車なので、個人的にはかなり嬉しいお宝アイテムだ。

そして最後は、ガラス窓をデコレーションできるジェルシール。

童話 赤ずきんちゃんのキャラクターが勢ぞろい。お花や雲といった装飾シールもたっぷりと入っているので、全部使えば賑やかな窓ができあがりそうだ。

──ということで、以上4点がひとつめの箱の中身でした!

ゲームソフトが入っていないためハズレということにはなるが、昨年の宝箱よりも商品価格がグンと上がって豪華な印象。売れ残りの悲壮感を感じさせない 良心的なチョイスではないだろうか。

・痛恨のミス

ところが、ふたつめの箱を開封した時に悲劇は訪れた。もったいぶっても仕方がないので手短にお話ししよう。

開けた瞬間、筆者は失敗を悟った。

えっ、コレって……

どこからどう見ても『サンドアートパフォーマー』だよね!?!?

「嘘でしょ」という言葉とともに時が止まった。

思い返してみれば 箱が大きく重いため思うように選別できず、近い場所に陳列されていた2箱を手に取って購入したような……。ガチのマジで痛恨のミスである。

さらに悲しいことには サンドアートパフォーマー以外の商品も、

\\ 完全一致 //

ひとつめは嬉しかったハズのアイテムでも、ふたつめとなれば完全にお荷物である。

あぁ~っ、なんでもっと離れた場所の箱を買わなかったんだろう。なんでもっと慎重に重さを比較しなかったんだろう。後悔してもし足りない、私のバカバカバカ!!!!

──ってなワケで、3回目のドンキ宝箱は大敗北に終わりました。

次回があるならば、箱は一番上と一番下から選ぶこと。そして必ず重さを比較すること。肝に銘じつつ記事を締めさせてもらいます。皆さんもお気をつけて!

執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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