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【県下最大規模の署員数を誇る警察署が誕生】「新潟警察署」と「新潟中央警察署」が2026年4月に統合

にいがた経済新聞

万代エリアなどを管轄する「新潟警察署」と古町エリアなどを管轄する「新潟中央警察署」が2026年4月に統合

新潟県警察本部は2月19日、新潟警察署と新潟中央警察署の統合について発表した。

新潟警察署は、新潟市中央区の万代エリアなどを管轄する警察署。一方、新潟中央警察署は、新潟市中央区の古町エリアなどを管轄する警察署。

新潟県警によると、新潟市中央区を管轄する2つの警察署が、現新潟警察署庁舎に集約され、「新潟中央警察署」として、2026年4月1日に統合される予定だ。

それに伴い、現新潟中央警察署の庁舎は、2026年4月1日から近隣住民からの相談や拾得物などに対応する「地域向け窓口」と「警察本部分庁舎」として活用される。

また、現新潟中央警察署で実施している免許事務は、免許センター古町出張所に統合・一本化される。

統合の主なメリット

【1】事件事故捜査・警備活動(災害、雑踏)に係る執行力強化。

・信濃川を意識することなく警察官の柔軟な投入・適正配置が可能。

【2】人身安全関連事案(ストーカー、配偶者暴力など)対応の向上。

【3】防犯・交通安全対策・被害者等支援などの効率的実施。

・中央区及び区内関係機関・団体との一元的な調整・協働が可能。

【4】遺失拾得・運転免許・相談などの住民サービス向上。

・区内の警察窓口が一本化され、地域住民が迷わずに来訪可能。

【5】持続可能な警察組織

・警察署員が働きやすい環境を構築、より良い執行力発揮が可能。

一方、上記の統合計画の話を受け、現新潟中央警察署が管轄する古町エリアの住民からは、「(古町エリアには)数年前に交番の数も少なくなり、知事公舎などの重要な公的施設なども複数ある。(統合後は)警察署の距離が遠くなるので、対策としてパトカーの巡回強化をして欲しい」などの意見があがっている。

市民の安心・安全の要所となる警察署の統合の話は、特に地域住民にとっては、大きな関心事である。この統合により、県下最大規模の署員数の警察署が誕生する一方で、大きな環境変化を迎える地域住民の不安の声も聞こえている。

2026年4月の開署に向け、今後、該当地域における円滑な安心・安全の推進には、警察と地域住民のコミュニケーションが必要不可欠な要素となる。

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