ふるさと納税を利用しないと損なワケ【5人家族で月の食費2万円台の節約の達人から学ぶ】
今年も残り3ヶ月を切りました。ふるさと納税も間もなくかけ込みの時期にさしかかる今、まだ申し込んでいない方はチャンスです。「興味はあるけど、ふるさと納税をやっていない」という方には、全力で推したい! ここでは、ふるさと納税を「利用しないと損なワケ」についてお話します。
ふるさと納税のしくみ
「ふるさと納税を利用しないと損!」と言われるのは、その制度に理由があります。
ふるさと納税は、所得税・住民税が控除されるというもの。控除上限額については、収入や家族構成で異なるものの、自己負担は一律2000円のみです。
寄付したお礼として、自治体から送られるのが「返礼品」。支払った寄付金は、2000円を引いた分が翌年の税金から控除されます。
例:5万円寄付した場合
寄付金50000円-自己負担2000円=控除額48000円
つまり、翌年の税金を前払いするようなもの。自己負担2000円でたくさんの返礼品を受け取れる、魅力が多い制度なのです。
ふるさと納税をやってよかったこと
さてここからは、ふるさと納税を10年続けているわたしが、「やってよかった」と感じる2つのことをご紹介します。
1.家計が助かる
日用品や伝統工芸品など、ふるさと納税の返礼品にはたくさんの種類がありますが、圧倒的に多いのは「食品」です。
わたしも、申し込む返礼品のほとんどが肉・魚・野菜などの食料品。返礼品を受け取るようになってから、食費が月5000〜10000円ほど浮くようになりました。
2.全国各地の地場産品が手に入る
各自治体の返礼品は、すべてご当地の地場産品。例えばお肉にしても、その土地ならではのブランド銘柄を楽しめるので、お取り寄せ感覚で利用できます。
ふるさと納税を通して、「日本にはこんなにおいしいものがあるんだ」という発見や、知らなかった土地に触れて地理に詳しくなるなど、たくさんの“いいこと”がありました。
控除上限額のシミュレーションはしっかりと
ふるさと納税は使い方しだいで家計にプラスになる制度です。
ただし、控除上限額はしっかりとシミュレーションを。上限を超えた分は翌年の税金から控除されないため、注意してください。
家族構成や住宅ローンの有無、生命保険料によっても異なりますので、詳細シミュレーションが確実です。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア