「抱っこ紐」は何キロで卒業?赤ちゃんを起こさずに引き抜く「かくし芸」的テクも
●【8月9日はハグの日】「ハグ(抱擁)」は身近な人に信頼を伝える行動!
広島県広島市で2007年2月に発足した「89(HUG)の会 ひろしま」によって8月9日は「ハグの日」に制定されています。身近な人に信頼の気持ちを伝えるハグ(抱擁)の大切さを訴えるのが目的の日です。
赤ちゃんを起こさずに「抱っこひも」を引き抜く「かくし芸」的テクも
諸外国では老若男女問わず「信頼」や「親愛」を表す際にハグをすることが。なじみがないと感じる日本人もいることでしょう。ただ、子どもを持つママになってからは一気に「ハグ」が身近なものになっているはず。わが子とは毎日欠かさず「ハグ」=抱っこしているのですから!
しかし、生まれたばかりの頃はほぼ一日中続く抱っこ。そして、子どもが大きくなってからも意外と続く抱っこ……。
口コミサイト『ウィメンズパーク』では「抱っこ」に悩むママもいるようです。
負担がかかりにくい抱っこひもでも、赤ちゃんの体重増加とともに厳しくなってくるもの。
いつごろまでが限界?
「1才7カ月の息子ですが、すでに体重10kg。抱っこひもで出掛けるのがしんどくなってきました。本人も抱っこひもを拒否して、機嫌が悪い時は全力で暴れて抜け出します」
「体重10kg超えるのも早かったし、身長も高いし、1才3カ月くらいからは使ってないです。疲れたらベビーカーに乗ってもらってます」
「うちは1才7カ月で9.5kgしかありませんが、前抱っこはもうしんどいです。前抱っこが動きにくくて私が苦手なのもあり、おんぶしています。抱っこひもの中で暴れるときも、おんぶならなんとかなります(笑)」
「1才2カ月ですでに10kgの子がいます。ほとんど抱っこひもは使っていません。徒歩移動ならベビーカー、あとは車か自転車です。スーパーや商業施設ではカートかレンタルベビーカーです」
「体重10kg」がひとつの区切りに。とはいえ、きょうだいとの年齢差や家庭によっては10kg超えても使う機会が。
「来月2才ですが、抱っこひも使っています。かなり重いですが、上の子メインで動くときにベビーカーを押したり歩かせたりするのは無理があります」
「驚かれそうですが4才年少の子もたまに抱っこ紐使います。眠くてフラフラしているときに、抱っこひも入る?と聞くと入ってきます。さすがに重くて肩がビリビリしますが……」
例え「抱っこひも」での抱っこは卒業しても、抱っこする機会はそうそうなくなりません。
「小2の娘は甘えん坊で、すぐに抱っこしてと言います。でも体重は23kgで重いです…。立ったままなら何とか抱っこできますか、移動は厳しいです」
「我が家は小学3年生ですが、抱っこ大好きで、座っていると抱きついてきます。いつまでも赤ちゃんだなぁーっと、微笑ましくなります。もう30kg近くあるので、持ち上げることも移動もできませんが。子どもには小1のときに、もう持ち上げるのは無理だと言い聞かせました」
「小3の次男は体重27kgありますが、今も寝起きは3階から1階まで抱っこまたはおんぶです」
20kg超えるとさすがに持ち上げるのが厳しくなってくるものの、子どもとしては小学生になっても抱っこしてもらいたいのですね。
抱っこすると眠りやすく、寝かしつけが抱っこという赤ちゃんも。抱っこひもで眠ってしまった場合は、どう抱っこひもからふとんに移動させるか熟練のワザが必要に!
「コツは様子を見つつ少しずつ外していくことでしょうか。私は抱っこひもを背中に敷いた状態で一旦ベッドに寝かせて、寝返りした瞬間に外していました」
「私は子どもの熟睡を確認したら、子どもと抱っこひもの間に薄いケープを入れていました。ケープでなくバスタオルやおくるみでも。あとはケープで身体を軽く包んだら、抱っこひもの肩ベルトを外して、ケープごとゆっくり置いて寝かせました。ケープは顔にかからないようチェックを!」
「抱っこひもで寝たら、子どもの背中の後ろに手を入れて支えながら、抱っこひもを外してしまいます。普通の抱っこの状態にして、そのまま着地します」
「抱っこひもをつけたままベッドに寝かせてしばらくしたら、右に寝返らせて左側の肩ひもを下にずらして、今度は左に寝返らせて右側の肩ひも抱っこ紐を下に引き抜くようにしていました」
抱っこひもからの寝かせワザ、それぞれに経験と研究を重ねた様子がうかがえますね。
そして抱っこは小学生くらいまでは続くことは判明。それすらも後になれば「あっという間だったな」と思うのでしょうが…。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。