横浜平沼高校が125周年プレイベント 開校記念日に同窓生ら集い
横浜平沼高校(小島由美校長)の小ホールで5月5日、創立125周年記念事業のプレイベント「開校記念日をお祝いしよう!応援しよう!」が行われた。
このイベントは、11月7日に開催が決定している同校の125周年記念式典に先立ち、開校記念日にあわせて実施されたもの。今年3月に発足した生徒実行委員会が準備から企画運営まで担ったといい、在校生や卒業生、学校関係者ら約150人が参加した。
プレイベントは、応援団OBの須藤尚紀さん(78期)による伝統の応援演技でスタート。現役ダンス部が学年ごとに華やかなパフォーマンスを行ったほか、全日本篆刻連盟理事の原龍児さん(80期)による書や佐川蒼太さん(2年)のエレキウクレレ演奏が披露された。
原さんは、大きな額装用紙に125周年記念のキャッチコピーである「学びの灯火次なる世代へ」の文字を一気に描き、「自身の高校生活の中で『書』の世界で生きていくことを目指すことができました。皆さんも自分の好きなことを探して努力していってください」と後輩たちにエールをおくった。参加者全員で体育祭の伝統演目「ファウスト」を踊ったり、最後は応援団OBの指揮で拳をあげて校歌を歌うなど、会場が一体となって盛り上がった。
平翠戦のオープニングセレモニーも
当日プレイベントが始まる前に、横浜平沼高校と横浜翠嵐高校の部活対抗戦「平翠戦」のオープニングセレモニーも実施された。翌6日に剣道部の試合が平沼高武道場で行われ、現役戦を5勝1分4負、OBOG戦を4勝3負で両試合を平沼が制し、勝点6をあげた。
平沼高剣道部OBOG会「剣想会」の篠原顯祐さん(73期)は「今回を機にますますOBOG同士の交流が盛んになり、試合に触発されて剣道を再開する者も増えているのは喜ばしいことです」とコメントした。
平翠戦は3月にサッカーの試合を終え、今後も年内にテニス、ハンドボール、バスケ、野球の各競技で対決する予定。勝利校に勝ち点3、引き分けは1が与えられ、年間の合計勝ち点を競う。