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豪渓ルートで見つけた!訪ねてみたくなる古民家グルメ店(総社市)

岡山観光WEB

新緑、紅葉の名所として知られている総社市の名勝「豪渓」へ向かう道沿いに、訪れてみたくなる2軒の古民家店があります。一軒は元醬油屋の古民家を改装したお蕎麦屋さん。もう一軒は2024年12月にオープンしたカフェ。2軒の上流にある美しい渓谷は今の季節は新緑、秋には紅葉を目指して多くの人が訪れる観光スポットです。

元醬油屋を改装した蕎麦屋「喜楽庵」

国道180号線から県道57号に入り、豪渓に向かって走っていると、蕎麦屋「喜楽庵」があります。金、土曜日のみの営業ですが、美味しいお蕎麦を求めてお客様がたくさん訪れています。元はお醤油屋だった古民家を買い取り蕎麦屋を始められたオーナーさんは、蕎麦屋経営の傍ら「心を磨く講座」を自ら企画されています。またスタッフさんによる天然酵母のパンの販売も人気で、心身ともにリフレッシュできる癒しの古民家です。

ジャズの流れる空間

お醤油屋さんの建物だっただけに、とても造りがしっかりしています。広間からは手入れの行き届いたお庭が見え、市街地よりも気温が低いので、外から入る風もとても涼しかったです。スピーカーからジャズが流れるなんともしゃれた雰囲気。お子様連れのお客様には個室タイプの部屋もあり、ゆっくりとお蕎麦を頂きながらくつろげる空間になっています。

天ざるそば

取材した日は暑かったので、天ざるそばを頂きました。こちらの蕎麦は、茨城県常陸産のそば粉と国産打ち粉を合わせた二八そばです。そばの学校で資格を取られたスタッフさんが、手打ち手切りで作られて、茹でたてを出してくれます。のど越しがよく、天つゆも美味しかったです。また、天ぷらは野菜が中心で、できるだけ地元で採れたものを使われています。天つゆにつけてもいいのですが、新鮮な野菜そのものの甘さや味が美味しくて、そのままで頂きました。そばかりんとうも箸休めに美味しかったです。最後に蕎麦湯も頂け、お腹いっぱいになりました。

中庭を眺めながら

縁側の席に座り中庭を眺め、オーナーさんとお話ししながら、美味しい天ざるを頂きました。槙谷川が流れる沢は、夜にはホタルが現れ、中庭にはウグイスの鳴き声が聞こえ、そんな自然の中でゆっくりとくつろげました。6月からはランチは予約優先になり、よりくつろげる体制になりました。お蕎麦屋さんながら、コーヒーやデザートも充実していますのでおすすめです。

【喜楽庵】
所在地:岡山県総社市槇谷3165-1
TEL:0866-37-4012
営業日:金・土曜日
営業時間:11:00~14:00(お食事)※予約優先
※心を磨く講座:要予約
※天然酵母パン販売日:第2・4土曜日
駐車場:あり

築約120年の古民家カフェ「灯り舎」

2024年12月にオープンした古民家カフェ「灯り舎」も、「豪渓」に向かう道沿いにあります。古民家をこよなく愛すオーナーさんが築約120年の古民家を購入し、ご自身でリノベーションしてオープンされました。目の目には槙谷川の清流、夜にはホタルも舞うのどかな環境です。 

おしゃれな空間

玄関を入ると土間があり、その先はワンフロアの広間になっています。大正ロマン漂う襖が印象的で、古民家ならではの太い梁や空間が、オーナーさん好みのインテリアと共にくつろげる空間になっています。

こだわりのコーヒーとショコラテリーヌ

「濃厚な風味とくちどけがチョコレート好きにはたまらないですよ」と聞き、ショコラテリーヌを頂くことにしました。濃厚なチョコレートが大人のお味で美味しかったです。テリーヌは抹茶と2つの味があり、両方楽しみたい方にはおまかせプレートで味わうことができます。岡山市御津町健部の「Sunny Day COFFEE」の豆を使って、オリジナルで配合したこだわりのコーヒーはアイスで頂きました。チョコレートテリーヌとの相性も抜群です。
トップ画像のチーズケーキ3種盛りのチーズプレート(バスクチーズ、黒ゴマバスク、2層のブルーベリーレアチーズ)もボリューム満点で美味しかったです。

焼き菓子も充実

オーナーさんが自ら焼かれる焼き菓子は種類豊富で、どれを食べても美味しかったです。

【灯り舎】
所在地:岡山県総社市見延1001
営業時間:11:00~16:00
店休日:不定休(公式Instagramで確認)
駐車場:あり

初夏は深緑が美しい名勝「豪渓」

初夏は新緑、秋には紅葉が美しい名勝「豪渓」にも行ってきました。トイレのそばには東屋も整備され、駐車場もあります。暑い日でしたが、標高が高く水も流れているので、市街地より気温が低く感じました。木陰では、風も心地よくて天然のクーラー風のようでした。

青モミジのトンネル

通称モミジのトンネルとよばれる道沿いの木々は、きれいなグリーンでした。秋には見事な赤のトンネルになると思います。

天柱

渓谷沿いの道を歩いていると、「天柱」と刻まれた岩が目に入ります。享和元年(1801年)漢詩人であり医者であった武元登々庵が書いたもので、石工二人が14日間かかって彫ったものだそうです。

見返橋

さらに進むと槙谷川の上流に朱赤の欄干橋、見返橋が見えてきます。このあたりで折り返して駐車場に戻りました。ここから先の道は、すれ違いが難しい道となります。

【豪渓】
所在地:岡山県総社市槇谷

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