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酒ステーション賑わう JR八王子が地元を応援

タウンニュース

樽から搾りたての生酒を瓶に注ぐ

八王子市内の地域活性や農業振興のため、八王子産の酒米づくりに取り組むNPO法人はちぷろの活動を多くの人に知ってもらおうと、東日本旅客鉄道(株)八王子支社が12月5日から4日間、JR八王子駅コンコースで「SAKESTATION@八王子Ⅴer.2」を開催した。

今年2月に続き2回目の開催。高月地区で市民参加の酒米づくりに取り組むNPO法人はちぷろの活動紹介展示や、創価大学など近隣大学と連携して開発した製品展示などが行われた。昨年オープンした都内10番目の酒蔵「東京八王子酒造」が、はちぷろの育てた酒米で醸造した日本酒をその場で樽から瓶詰めにして販売し、にぎわいを見せた。

購入した明神町在住の男性(57)は「美味しいし、地元を応援したいので繰り返し購入している。毎回味が微妙に変わり、手づくりなことがわかるのも楽しい」と話していた。

はちぷろ代表理事で東京八王子酒造代表の西仲鎌司さんは「日本酒は食中酒としては世界一だと思っている。呑み手を増やしたいとこれまで活動してきた。リピーターの方もいて、企画を応援してもらっているのを感じている。ありがたい」と手応えを語った。

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