<熟年離婚を考える瞬間>「文句は俺より稼いでから言え!」旦那の態度に我慢の限界!【まんが】
これは昨年にあった話です。
旦那は仕事熱心でそれなりに稼いできてくれますが、家では何もしないのが不満です。育児はさすがに手がかからなくなってきましたが、家事はすべて私というスタイルがずっと続いているのです。旦那は、箸一つ、茶碗一つ動かしません。たまに「食べたあとの食器くらい持ってきてよ」なんて言おうものなら……。
たしかに旦那の稼ぎがないと暮らせないのは事実です。家族のためにも稼いでくれていることに感謝もしています。でも稼いでいたら家のことは何もしなくていいのでしょうか? そういう家庭もたくさんあるのかもしれません。しかしうちは、「旦那は外で稼ぐ、家のことはすべて私がやる」と夫婦で決めたわけではありません。今のスタイルは旦那の一存で決めたことに過ぎないのです。
稼いでいる人が一番偉いの? 稼いでいるなら何を言ってもやっても許されるの? 家族とは協力し合うものじゃないの?
そんなことをパート仲間とランチ中に愚痴ったのですが……
「あれ? 私がおかしいの? やっぱり稼いでいる方、長い時間働いている方が偉いの?」 パート仲間が言うとおり私の考えが間違っているのでしょうか……。
「文句は俺より稼いでから言え!」旦那の態度に我慢の限界!
いつもなら聞き流しますが、あれこれ考えを巡らせていた私は思わず反撃してしまいました。
私は心の中で息子たちに拍手喝采です。「こんな機会はないかもしれない!」そう思った私は息子たちに便乗することにしました。
今回、息子たちには両親の無様な姿を見せてしまい反省しました。でも幸い息子たちに旦那イズムは継承されていないようで安心したのも事実です。男だから女だからではなく、息子たちは自分のことは自分でできるように、自立できるように育てなければとあらためて思いました。
息子たちの言葉を借りれば、家族はチームでもあります。相手を思いやる気持ち、感謝の念があるなら、自然と言動も気持ちに伴うものになるはず……。しばらくは旦那の様子を見てみようと思っています。