<節約かおしゃれか>美容院代がもったいないから格安カットに行きたい。みじめかな?
独身時代は洋服や身だしなみなど、自分を磨くことにお金をかけていた人も多いでしょう。しかし、結婚して子どもが生まれれば、これまでと同じようにはいきません。自分自身にかけていたいろいろなお金を、子育てに回すこともありそうです。ママスタコミュニティにはこれまで美容院で使っていたお金を節約したいと考える方からの、トピックがありました。
格安カットに慣れると、美容院に行くのがバカバカしくなる?
『1000円カットに行くオンナって、どう思う? 最近美容院代がもったいないなと感じ始めている。1000円カットにして自分で髪染めすれば、数千円で済むよね?』
投稿者さんはこれまでカットだけで約6000円、シャンプーやカラーを含めると1万2000円ほどかかる美容院に通っていたそうです。 街中でもよく見かける格安カットのお店。数年前までは1000円を謳う店舗が目立ちましたが、値上がりの波に乗り今では1300円、1500円あたりが主流のようです。わざわざトピックを立てて意見を求めたのは、格安カットに男性客が多いイメージがあるからでしょうか。
『既にやっている。安上がりだし、美容院へ予約をわざわざ入れなくていいから手軽』
『切るだけで6000円なんてバカらしい。1000円カットとカラー専門店に行っているよ』
実際に通っている方々もいました。格安に慣れてしまうと、たしかに一般的な美容院の値段がバカバカしく思えてくるかもしれません。ちなみに「カラー専門店」とは、カラーリングに特化した美容室のこと。一般的な美容室に比べて値段が割安のようです。
『セルフカットとセルフカラーをしている。正直、見た目はどうでもいいから』
格安どころか、自分でカットしてしまえば無料。これが一番の節約です。コメントには同様の声が少なからずあり、この方のように仕上がりにこだわりがない場合もあれば、「自分でやっているなんてバレないよ」と腕に自信がある方も。「コロナ禍からやり始めて、けっこう上手になってきた」というコメントもありました。
メリットも多い格安カット。ただ、仕上がりは運次第?!
セルフカットをするツワモノのみなさんもそうですが、格安カットを選ぶ一番の理由は節約にあるでしょう。それに加えて、こうしたメリットもあるようです。
『節約というよりも、美容院でのおしゃべりが嫌すぎて』
複数のコメントにあったのが「美容師さんとのトークがないから」という理由でした。世間話が苦手だったり、あれこれ尋ねられるのを詮索されているように感じてしまうのかもしれません。
『結構いい感じに切ってくれるし、サクサク終わるからありがたい』
カットする時間の短さを、メリットに挙げる方もいました。美容院のようにゆっくりシャンプーしてくれるわけではない分、施術時間は短め。忙しい人にはありがたいところです。「美容院だと丁寧にシャンプーして、おしゃべりもとにかく長い。2時間くらいかかる」という声もありました。
『美容院も夏休みや休日は混んでいて、予約いっぱいだし』
格安カットの多くは予約不要。気が向いたときに、すぐカットしてもらうことができます。混んでいた場合はそれだけ待たされることになりますが、待っている人数を見れば大体の待ち時間も予想ができそうです。 一方のデメリットはといえば、これに尽きそうです。
『格安カットもありだとは思うけど、おしゃれには仕上がらない』
『去年までは格安カットに行っていたけど、雑な仕上がりだからやめた』
節約とおしゃれなヘアスタイルは、両立が難しいようです。「ショートやウルフカットなら、普通の美容院のほうがいいと思う」「髪に癖がなければ」「コシのあるストレートヘアなら、格安でもよさそう」といった考察もありました。 さらにカットしてくれる人の技術については、多くの方が「運次第」と声を揃えます。格安カットでは大半の場合指名ができないようで、腕のいい人に当たればラッキーですが、そうでなかったときは……。なかには指名できるお店もあるようで、「指名料を取られる分ちょっと高くなるけど、上手な人にお願いしている」という声もありました。
選択肢は二択ではない。自分が納得できる方法を探そう
集まったコメントの半数以上は格安カットを肯定するものでしたが、このようなコメントも少なくありません。
『むなしくならない? 私は子どもが小さくて時間もお金もなかった頃、セルフでやっていた。みじめな気持ちになったよ』
自分の見た目を整えるために時間や費用を使うことで、気持ちが満たされる場合はたしかにあります。美容室に行くことを一種のリラクゼーションと考える人もいるでしょう。
『ありなんだろうけど、なんだか女としてせつないよね。あと、知り合いに店に入るところを見られたら恥ずかしい』
投稿者さんも「1000円カットに行くオンナ」とわざわざ表現しているように、これは女性としての美意識の問題かもしれません。ただ「女性は美しくあらねばらならない」などという先入観は、過去のもの。美意識の高い男性も多いように、こだわらない女性がいたとしてもその人の自由。こだわりよりも節約を選ぶのも、その人の自由です。
『こだわりがないなら、全然あり。何にお金かけるかは人それぞれ』
投稿者さんが1万2000円を「もったいない」と思うのなら、格安カットに挑戦してみていいのでは? 仮に仕上がりに満足できなくても、1000円ちょっとの勉強代だけで済みます。 コメント欄にはほかにも「3000円弱のカット専門店を利用している。ちょっと高いけど、腕もまぁまぁ」「普通の美容院で、もう少し安いところを探してみたら?」「普段は近所の格安カット。ヘアスタイルを変えたいときは普通の美容院に行っている」などの声が並びました。選択肢は格安カットか、普通の美容院かの二択ではありません。節約の仕方、おしゃれの仕方もそれぞれです。いろいろ試しながら、自分が一番納得できるやり方を探してみてはいかがでしょうか。