神戸須磨シーワールドで「海洋プラスチックごみ水族館」開催 水中写真家と海の未来を考える【兵庫県神戸市】
兵庫県神戸市にある水族館「神戸須磨シーワールド」は10月11日から10月24日まで、水中写真家・鍵井靖章(かぎいやすあき)氏による海洋ごみの啓発イベント「海洋プラスチックごみ水族館」を開催します。
このイベントは、須磨の海と人、人と人がつながることを目的に実施するイベント「SUMArt DAYS(スマートデイズ)—みんなでつながる。海と、須磨と。— 」の一環として開催。
海洋ごみにまつわる展示を通して、私たちが海に与える影響や海の未来について考えるきっかけを提供します。
海洋プラスチックごみ水族館 キービジュアル(提供:株式会社グランビスタ ホテル&リゾート)
海洋ごみを使ったインスタレーション展示
神戸須磨シーワールド内アクアライブ1階には、海洋プラスチックごみを集めて制作したパネルに鍵井氏が撮影した水中の映像を投影するインスタレーション展示を設置します。
インスタレーション展示 イメージ(提供:株式会社グランビスタ ホテル&リゾート)
美しい海の生きものたちとは対照的な海洋ごみが融合するアート作品を通じて、海の未来について考えるきっかけを提供します。
鍵井靖章氏によるトークイベントも開催
展示期間内の10月18日には、同館オルカスタディアム1階のオルカホールで、水中写真家の鍵井靖章氏によるトークイベントを開催します。
水中写真家である鍵井氏は、普段神戸須磨シーワールドで展示する生きものの撮影に協力。自然のリズムに寄り添い、生きものにできるだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がけており、多彩な視点と色使いが特徴となる写真を撮影しています。
神戸須磨シーワールドの近くにある須磨海岸から世界の海まで、さまざまな海で撮影した映像や写真を交え、展示の解説や海洋ごみ問題についてトークを展開します。
申し込み期間は9月30日まで。申し込みが多数の場合は抽選となります。
海の未来について考える
海洋ごみを使用したインスタレーションと海の生きものたちの写真を鑑賞し、水族館を巡ることで、海の未来や普段の私たちの行動を考えるきっかけになるのではないでしょうか。
詳しくは神戸須磨シーワールドの公式ホームページをで確認できます。
※2025年9月20日時点の情報です
(サカナト編集部)