第43回『サントリー1万人の第九』司会に松岡茉優、ゲストに一青窈、太鼓芸能集団 鼓童の出演が決定
2025年12月7日(日)大阪城ホールにて開催予定の第43回『サントリー1万人の第九』。この度、出演者が発表された。
1983年に始まった『サントリー1万人の第九』は1万人がベートーヴェンの「第九」を合唱するコンサート。今年で43回目の開催となり、総監督・指揮は27年連続で世界的指揮者の佐渡裕が務める。
そして、佐渡裕とともにコンサートを盛り上げる司会には昨年に引き続き、俳優の松岡茉優、ゲストには歌手 一青窈、太鼓芸能集団 鼓童の出演が決定した。
またコンサートの第1部では、一青窈の楽曲「ハナミズキ」を1万人で合唱する。4月には大阪・関西万博の開幕を1万人の第九で飾ることができ、12月も「1万人で歌を贈る日にしよう」をテーマに、日本全国47都道府県から参加する1万人の合唱団とともに、生きる歓び「歓喜の歌」を届ける。
司会・松岡茉優 コメント
今年もあの煌めく祭典に司会として参加させていただけること
心から光栄に思います。
十代の頃から間接的に関わらせていただいてきた『サントリー1万人の第九』。
昨年初めて、舞台である大阪城ホールにて“歓喜”を浴びました。
小学生から大先輩まで、多様な人々がベートーヴェンの想いを手繰り寄せこの世の喜びを歌い、贈り合う。
こんな素晴らしい時間が四十年以上も続いてきたなんて、心が震えます。
企画自体もさることながら、現地にて参加させていただいた時に感じたのは参加される皆様の目の輝き、熱さでした。番組の中で最年少参加者たちにインタビューさせていただいたのですが、私よりもずっと第九に詳しく、歌詞の意味も理解して歌おうとされていることに驚きました。ただ覚えたものを歌うのではなく(ドイツ語なのでそれだけでもすごいことなのですが)、その部分では何を指しているのか、ではどのように歌うとよいかなど、その姿は歌い手さんとしての自信を感じました。
今年も言葉に表せぬほど、素晴らしい時間になることと思います。
テレビの前でお会いする方にもその感動が伝わるよう、心を込めて務めます。
松岡茉優
一青窈 コメント
Passion 溢れる指揮者、
佐渡裕さんのタクトで歌えるのが
とっても楽しみです!
珊瑚礁から弦楽器の大群が現れたり
隙間からキラキラ、笛の音のような光がのぞいたり
海亀のようにダシャーンと大物が現れたり
みなさまがオーケストラという海の中
身体全部で音の波を感じてもらえたら本望です。
私は当日、心合いの風を抱いて現れるつもりです。
一青窈
太鼓芸能集団 鼓童 コメント
『サントリー1万人の第九』という素晴らしい舞台で太鼓を鳴らせることを、大変光栄に思います。今年5月にウィーンで佐渡さんと初めてご一緒し、その時の胸躍る演奏体験を「またいつか」と願っていた矢先、この機会をいただけたことに感謝しています。今回はその時に初共演した楽曲「いのち」より第六楽章を演奏します。オーケストラと太鼓が響き合い、生み出す熱量のシナジーにぜひご期待ください。そして、1万人による「第九」の圧倒的な響きを、共に体感できることを心待ちにしています。