【毛がにデカすぎ】このメニュー写真、さすがに盛ってるだろと思って買ってみたら…
北海道から本州に引っ越すと、近場で行われる北海道物産的なイベントについつい足を運びがち。
──北海道あるあるの1つとカウントしていいのではないだろうか? 少なくとも私には当てはまっており、『大北海道展』といった言葉を見ると、「お!」となってしまう。
先日もまさにそうで、その勢いのまま会場に向かったのだが……入口で受け取ったパンフレットを見て「さすがに盛ってるだろ」という気持ちになったのが正直なところ。というのも、カニがデカすぎたのだ。
正確に言うと、カニの幅がありすぎた。写真を見る限り、フリスクのケースくらいありそうである。
ちなみに商品名は「道産毛がに食べつくし弁当」で、価格は2484円。商品名から考えると使われているのは毛がになんだろうが、毛がにでこれ程ぶっとい身、ある?
そもそも、毛がにってタラバガニやズワイガニと比べたらサイズ的にはそんなに大きくなかったような……。もし鍋をしているときにこのサイズのカニの身が取れたら、確実に周りに報告するだろう。なんなら、親にLINEするかもしれないし、SNSにアップするかもしれない。
それほどのカニが、弁当に5つも乗っているなんて……ありえない! と、心が汚れている私は思った。
同時に、実際にどうなのか確かめてみるべきだという気がしたので1つ購入。
・実物は
家に帰って中身を見てみると……
なるほど。実物のカニが結構なサイズである。写真と見比べてみたところ……
ほぼ同一と言っていいのではないか? むしろ、商品写真より実物の方が迫力あると言えるかもしれない。
ただ1つ気になったのは、お弁当のサイズ。測ってみたところ縦横約12cmで、お弁当自体が割とコンパクトサイズ。
深さがあるので小さい訳ではないのだが、少なくとも縦横の長さはそこまでない。
だからこそ、そのお弁当に乗っているカニが大きく見えたのは否めない。
ただ、それより何より驚いたのが、巨大カニの下に隠れていたほぐし身。
これがまた “散らしているレベル” ではなく “敷き詰めているレベル” で、結構な存在感。巨大カニのあとに “ほぐし身の層” が待ち構えているのは、さすが北海道のお弁当といったところである。
また、これ系のお弁当はカニの身がパサパサだったり、あるいは妙にしょっぱかったりすることがたまにあるが、今回買った「道産毛がに食べつくし弁当」は全く当てはまらない。カニはしっとりとしており、カニ本来の味わいが堪能できる。
まとめると、決して写真詐欺ではなく、ただの優良激ウマ弁当であった。
・新宿の北海道物産展で発見
ちなみに、私は「大北海道展」に出展していた「北海工房」のブースでこのお弁当を購入。
大北海道展は京王新宿店で2025年9月10日まで開催されているが、北海工房は9月1日までの出展。しかも、「道産毛がに食べつくし弁当」は50個の数量限定。気になった人は早めにどうぞ。
・今回ご紹介したイベントの詳細データ
イベント名 大北海道展2025
開催場所 京王デパート新宿店 7階催事場
開催時期 2025年8月23日〜9月10日
開催時間 10:00〜20:00 ※9月1日・10日は17:00閉場
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.