【奈良県宇陀市】フォトボイス展で感動を!専攻科生が見た宇陀の姿
【奈良県宇陀市】フォトボイス展で感動を!専攻科生が見た宇陀の姿
宇陀高校の留学生たちが中心で行う、写真とメッセージで綴る「フォトボイス展」。
異なる文化と価値観が交錯する写真展で、宇陀の魅力を再発見。言葉の壁を越えて、写真が紡ぐ物語に感動を。
写真で語る「宇陀」
奈良県立宇陀高等学校の専攻科に在籍する生徒たちが、写真とメッセージで表現する「フォトボイス展」が今年も開催。
宇陀で学ぶ日本と外国からの生徒たちが、写真を通して見た「宇陀」の姿を、それぞれの言葉で綴る。
フォトボイスとは?
「フォトボイス」は、写真に想いを添えて発信し、世界中の人々と共感し合うことができる新しい形のコミュニケーションである。
写真だけだと伝わらない作者の声が聞けるのが特徴。
社会問題解決のための新たなツールとして注目を集める「フォトボイス」。
写真と言葉で自分の思いを表現することで、社会的に弱い立場の人々の声が政策決定に生かされている。
言葉の壁を越えて! 宇陀高校の生徒たちの作品が語る物語
今回で3回目となる生徒によるフォトボイス展。
宇陀高等学校専攻科の生徒の大半は、福祉を学びに来た留学生。
タイの生徒が一番多く、フィリピン、韓国、もちろん日本の生徒もいて、国際色豊か。
日本人では気づかないようなことが写真などに収められており、異なる文化や価値観に触れることができる。
感想や作者に伝えたいことは付箋でメッセージを自由に書いて貼ってよし。
こうやって交互交流ができるのもフォトボイスのいいところ。
「奈良で頑張る留学生たちに何か支援ができないか」
ということで、3年前から「関西学院大学 人間学部 安藤研究室」がお手伝いを行っている。
このフォトボイス展をきっかけに地域の方々に、宇陀高等学校専攻科の留学生の存在をより知ってもらえたそう。
みなさんもぜひ訪れてみては?
「第3回 生徒によるフォトボイス展」概要
●期間
2024年12月9日(月)~2024年12月20日(金)
8時30分~17時15分
※平日のみ開催
●場所
宇陀市役所1階 ふるさとテラス
宇陀高等学校専攻科の介護福祉科とは?
宇陀高等学校専攻科介護福祉科は2年制で、現在1年生3人、2年生が11人。
高校を卒業した方が対象で、専門的な内容をより深く学び、資格等の取得を目指す。
入学料・授業料は県立高校と同額。
介護が学べる専攻科は全国でもマレで、海外からの留学生とともに学べるのは宇陀高等学校のみ。