麦茶パックは再利用できる!リメイクレシピに「これなら簡単」「新しいおいしさを発見」
使った麦茶パックはおいしく再利用できるって知ってる?
麦茶の茶葉を食べると聞くと驚くかもしれません。しかし麦茶パックの原料は大麦で、緑茶や紅茶の茶葉のように食べることができます。出がらし麦茶は料理においしく再利用しましょう。いつもの料理とはひと味違う味わいを楽しめますよ。
この記事では簡単に作れる、出がらしの麦茶のリメイクレシピを3つご紹介します。
1. 少ない材料で簡単に作れる。麦茶ごはん
調理時間:50分
材料ふたつだけで作れる、とても手軽なレシピです。麦茶の香ばしい香りがふんわりと広がるごはんですよ。麦茶の味が主張しすぎないので、いつもの食卓に抵抗なく取り入れることができます。麦茶ごはんの上に鮭フレークやふりかけなどをプラスすると、よりおいしくいただけますよ。
材料(米2合分)
米:2合
出がらし麦茶:1パック
作り方
米を研ぐ
米を研ぎ、炊飯窯に入れます。炊飯窯の目盛まで水を加えます。
出がらし麦茶を入れる
麦茶パックの水気をしっかり絞ります。出がらしを取り出し、炊飯窯に入れます。
炊飯する
通常炊飯し、しゃもじで全体を混ぜて完成です。
コツ・ポイント
出がらし麦茶の水気はしっかり絞る
米の量は増やしてもOK
お好みで鮭フレークやいくら、ふりかけなどをプラスする
2. おしゃれなひと皿。麦茶ドレッシングサラダ
調理時間:10分
出がらし麦茶をドレッシングとして使いましょう。ほんのり香る麦茶の風味がポイントですよ。オリーブオイルと塩、レモン果汁だけでおいしいドレッシングになります。塩気と旨味のある生ハムをメインにしたサラダと相性ばっちりですよ。ベビーリーフはお好みの葉物野菜、生ハムはツナ缶でも代用できます。
材料(2人分)
生ハム:30g
ベビーリーフ:40g
出がらし麦茶:1パック
レモン果汁:小さじ2杯
塩:1g
オリーブオイル:大さじ1杯
作り方
出がらし麦茶を乾煎りする
出がらし麦茶の水気をしっかり絞ります。パックを開けてフライパンに入れ、パラパラになるまで中火で加熱して取り出します。
ドレッシングを作る
出がらし麦茶、レモン果汁、塩、オリーブオイルをよく混ぜ合わせます。
サラダの具材を盛り付ける
皿にベビーリーフと生ハムを盛り付けます。
ドレッシングをかける
サラダに麦茶ドレッシングをかけて完成です。
コツ・ポイント
出がらし麦茶は乾煎りする
塩が溶けるまでドレッシングの材料をしっかり混ぜる
サラダの具材はお好みのもので代用できる
3. 子どもも食べやすい。白身魚の麦茶フライ
調理時間:20分
フライの衣に出がらし麦茶を合わせるレシピです。出がらし麦茶を衣に加えることで、魚独特の臭みが抑えられ、とても食べやすくなりますよ。紹介するレシピではたらを使用していますが、ほかの種類の白身魚やお好みのフライの具材でも作れます。
材料(2人分)
たら:2切れ
出がらし麦茶:1パック
溶き卵:1/2個分
パン粉:15g
小麦粉:大さじ2杯
塩:適量
サラダ油:適量
作り方
出がらし麦茶を乾煎りする
出がらし麦茶の水気をしっかり絞ります。パックを開けてフライパンに入れ、パラパラになるまで中火で加熱して取り出します。
たらの下処理をする
たらを食べやすい大きさに切り、塩をふって10分置きます。出てきた水分を拭き取ります。
麦茶パン粉を作る
パン粉と出がらし麦茶を混ぜ合わせます。
たらに衣を付ける
たらに小麦粉、溶き卵、麦茶パン粉の順で衣を付けます。
たらを揚げる
揚げ油を180度に熱し、たらを入れます。衣がきつね色になったら取り出して完成です。
コツ・ポイント
出がらし麦茶は乾煎りする
たらはほかの白身魚で代用できる
お好みでソースを添える
出がらし麦茶を料理に取り入れて再利用しよう
出がらしの麦茶は料理に使うことができます。麦茶を作ってそのまま捨ててしまうのはもったいないので、再利用できるアレンジレシピをぜひ取り入れてみてください。今までに食べたことがない、新しい味を楽しむことができますよ。
ライター:菅 智香(育児料理アドバイザー)