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数字で見る17区衆院選 県内唯一「自民対立民」一騎打ち

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数字で見る17区衆院選

10月27日に投開票された「第50回衆議院議員選挙」。本紙発行エリアを含む神奈川17区(小田原市、秦野市、南足柄市、二宮町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)は、自民党前職の牧島かれん氏が11万5235票を獲得し5回目の当選を果たした。立憲民主党の新人・佐々木奈保美氏は11万1061票で敗れたものの、比例代表の南関東ブロックで復活当選となった。

自民党に対する「政治とカネ」問題への逆風が全国的に吹き荒れる中、県内唯一の「自民対立民」一騎打ちの構図となった17区は約4千票差の大激戦だった。両者の得票状況を市町ごとの「数字」で振り返る。

大票田の3市

3市の状況を票差で見ると小田原市は佐々木氏が1954票上回り、南足柄市は牧島氏が988票、秦野市も牧島氏で1552票差の勝利。「大票田」となる3市の対決は牧島氏が586票リードしたが、3市の牧島氏得票率は50・2%と、互角の結果となった。

郡部で差

両者の差が開いたのは箱根、山北、中井の3町。牧島氏の得票率は箱根で62・5%、山北57・5%、中井56・1%となり、計2357票の差をつけた。佐々木氏も二宮町で693票、開成町で55票上回るも、これら2町の積み上げは牧島氏の3市総得票差にほぼ相殺された形となった。

小田原選出の県議として活動してきた佐々木氏は地元で勝利するも、3市トータルでは牧島氏に軍配。加えて保守層の地盤が強固なエリアで知名度で勝る牧島氏が着実に票を重ねていく結果となった。今回は大きく吹き荒れた風に対して、これまで築いてきた組織力が最後の明暗を分けた要因の一つと言えそうだ。

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