知る人ぞ知る桜スポットも 写真展「サクラで繋ぐ上越市」 市民プラザで20日まで
新潟県上越市内で撮影された桜の写真展「サクラで繋ぐ上越市」が2025年3月20日まで、同市土橋の市民プラザ1階で開かれている。観桜会で有名な高田城址公園だけでなく、各地の知る人ぞ知る桜スポットを写真で紹介し、会場は一足先に春ムードだ。
《画像:市民プラザで開かれている写真展「サクラで繋ぐ上越市」の会場》
展示しているのは同市寺町1の広告代理業、エムエー・プランニング代表の寺尾昭人さん(56)。今年の第100回高田城址公園観桜会と市合併20周年を盛り上げようと企画した。
寺尾さんは観光誘客を目指し10年間、地元の桜を撮影し、カレンダー型写真集を制作、販売してきた。写真展は「桜スポットで各区の魅力を繋ぐ」をテーマに、これまでカレンダーに掲載していない作品も含め、合併前上越市や13区で撮影した39点を展示した。
《画像:市内各地の魅力あふれる写真が並ぶ》
高田城址公園の高田城や五智国分寺の三重塔、中郷区の松ヶ峯池に映る「逆さ妙高」などと桜の競演をはじめ、市指定文化財の三和区岡田のエドヒガン、名立区の色鮮やかな山桜、安塚区のリバーサイドロード沿いでライトアップされたソメイヨシノなど、各地区の魅力あふれる写真が並ぶ。
清里区の櫛池隕石落下公園では桜や青空が反射するモニュメントを、春日山城跡二の丸からは桜越しに朝日が照らす市街地、安塚区細野の田んぼではツクシの群生を取り入れるなど、遊び心あふれる構図も見どころだ。
《画像:寺尾さんならではの構図も見どころ》
寺尾さんは「同じ場所の桜でも時間帯や見る角度によって全く違うものになる。市内にさまざまな桜スポットがあると知ってもらい、実際に足を運ぶきっかけになれば」と話している。
入場無料。土日曜には寺尾さんが会場にいて、写真についての質問などに応える。四季折々の風景を写したポストカードも1枚150円で販売している。午前9時から午後9時まで。最終日は午後5時まで。
《画像:四季折々の風景のポストカードも販売》
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