最新作から話題作まで多彩なジャンルが勢ぞろい!25年11月・12月に日本で観られる韓国映画4選
今年も残すところわずかとなり、街が少しずつ年末の空気に包まれ始めた。
そんな中、日本の映画館では、韓国から届いた新作たちが冬のスクリーンを鮮やかに彩る準備を進めている。
ヒューマン、アクション、コメディ、ロマンスと、ジャンルも物語も異なる4本が、11月から12月にかけて続々と公開予定。
中には韓国で今年話題を集めた最新作も含まれており、ファンの間では早くも注目が高まっている。
そこで本記事では、2025年11月・12月に日本の劇場で上映される注目の韓国映画4選をご紹介する。(2025年11月6日現在)
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『君と私』(2023)
2023年10月に韓国で公開され、社会的な話題と感動を呼んだ映画『君と私』が、いよいよ11月14日に日本でも封切られる。
本作は、2014年4月に発生したセウォル号沈没事故を題材に、修学旅行を翌日に控えた2人の少女の心の揺れと友情を繊細に描いた青春ドラマである。
監督・脚本を務めたのは、『D.P.-脱走兵追跡官-』などで存在感を示した俳優チョ・ヒョンチョル。自身初の長編映画でありながら、『第45回青龍映画賞』では最優秀脚本賞と新人監督賞の2冠に輝いた。
主演はパク・ヘスとキム・シウン。時代の傷と若者の心を重ね合わせた深い余韻が、観る者の胸に静かに沁み渡る作品となっている。
●キャスト:パク・ヘス、キム・シウン、オ・ウリ、イ・ドウン、パク・ソギョン 他
●日本公開日:2025年11月14日(金)
『12月の君へ』(2024/PG12)
繊細で幻想的な映像美が話題を呼んだロマンス映画『12月の君へ』が、12月5日に日本で公開される。
孤独を抱える高校生スアンと、子役出身で人気俳優のソル。運命に導かれるように出会った二人が、離ればなれになりながらも時を越えて惹かれ合う姿を描いた切ない愛の物語。
主演を務めるのは、今や韓国を代表する女優のひとりとなったハン・ソヒ。本作が映画初出演にして初主演作という点でも注目を集めている。
共演にはハン・ヘインが名を連ね、静かに流れる時間の中で育まれる愛と喪失、そして再会の奇跡を、心に沁みる映像と音楽で描き出す。
●キャスト:ハン・ヘイン、ハン・ソヒ 他
●日本公開日:2025年12月5日(金)
『悪魔祓い株式会社』(2025)
今年4月に韓国で公開されたばかりの最新作『悪魔祓い株式会社』が、ついに日本上陸。
マ・ドンソクが企画・原案・主演を務め、少女時代のソヒョン、キョン・スジンらが共演する豪華キャストによるホラー・アクション大作である。
物語の舞台は、悪を崇拝する集団によって混乱に陥った都市。悪魔祓いを専門に請け負う「悪魔祓い株式会社」を営む、強靭な肉体と力を誇る社長バウ、魅惑のエクソシスト・シャロン、情報収集を担うキムの3人が、闇の勢力に立ち向かう。
圧倒的な肉体アクションと、韓国映画らしい重厚なオカルティズムが融合した本作。
スクリーンを通して、マ・ドンソクらが放つ熱気に包まれれば、寒い冬でも体の芯まで熱くなること間違いなしだ。
●キャスト:マ・ドンソク、ソヒョン、イ・ダウィ、キョン・スジン、チョン・ジソ 他
●日本公開日:2025年12月12日(金)
『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』(2024)
2025年の締めくくりを笑顔で飾るにふさわしい痛快コメディ『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』が、12月26日よりシネマート新宿ほか全国でロードショー。
かつてアーチェリーの元メダリストだったが、今は平凡なサラリーマンとして暮らすジンボンと、アマゾンの奥地からやってきた弓の名手たちによる、予測不能な異文化交流を描くハートフルコメディである。
主演は、現在JTBCドラマ『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』でも注目を集めるリュ・スンリョン。韓国を代表する名優が、圧巻のテンポと表情で笑いと感動を届ける。
昨年10月に韓国で公開された本作。年末の映画館に、思わず頬がゆるむ“幸せの矢”を放つ一本となりそうだ。
●キャスト:リュ・スンリョン、チン・ソンギュ、ヨム・ヘラン、コ・ギョンピョ、チョン・ソクホ 他
●日本公開日:2025年12月26日(金)
(ライター/ダンミ ニュース部)