Yahoo! JAPAN

<逆ギレ老害>旦那が学校と異なる解き方を子どもに教えて困る。正解だけど混乱すると指摘したら…

ママスタセレクト

小学校に入るとスタートする勉強。子どもには勉強に苦手意識を持ってもらいたくないという思いがありますよね。おうちで授業の復習をサポートしているご家庭も多いのではないでしょうか。そんななかママスタコミュニティには「小2の勉強法、夫の教え方が難しい」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんのお子さんは小学校2年生。お子さんの勉強を平日は投稿者さんが、週末は旦那さんが見ているそうです。しかし旦那さんの算数の教え方が難しく、お子さんが混乱しているんだとか。

『学校では「12cm6mm+3cm8mm=?」とcmとmmのまま、筆算で答えを出すやり方を教えます。そのためmmの位を計算して14mm→1cmと繰り上がり、繰り上がった1+12+3で「16cm4mm」と答えを出します。でも夫は「126mm+38mm」と、一旦同じ単位に変換してから足して「164mm」と答えを出し、それをcmとmmに変換するように教えるのです。たしかにこのやり方も正解ですし、cmとmmの変換作業の勉強にもなりますが、mmにして、さらにまたcmとmmに戻す説明に子どもは混乱します。そこで「教え方が難しいよ」と口を挟んでしまい、夫が激怒してしまいました。「俺の教え方に口を挟むな。文句があるなら俺はもう勉強見てあげられない。君が全部見ればいい」と』

投稿者さんの旦那さんは、お子さんが学校で習ったこととは違うやり方でお子さんに算数を教えるとのこと。お子さんが混乱してしまったため投稿者さんが指摘すると、激怒してしまったことを綴っていました。「自分のプライドというか、やりたいやり方で押し通したいみたいなんです」と旦那さんのやり方に悩む投稿者さんに、ママたちからはさまざまなコメントが寄せられました。

子どもが理解できるように教えることが目的なのに……

『そりゃ学校と計算のしかたが違うと混乱するでしょ。アップデートできず、昔のやり方で教えたら効率悪いから教えてもらわなきゃいいよ。めんどくさい旦那よね』

『子どもが理解できるようにどう教えるかが大事なのに、どう教えたいかが先に来ちゃうやつね。融通きかないね』

旦那さんのやり方についてママたちからは「教え方が下手」、「子どものことを思って教えていない」という批判が寄せられていました。旦那さんは自分が計算しやすい方法のほうが教えやすいということもあり、自分のやり方を通しているのでしょう。しかし実際にお子さんは学校で習ったやり方とは違うために混乱してしまっています。これでは解ける問題も解けなくなってしまいますし、算数そのものに苦手意識を持ったり学校の先生と親どちらにも不信感を抱いたりする可能性が。「今と昔の計算方法が違うこともあるんだから融通がきかないとダメ」と厳しいコメントもありました。

『私が年の離れた兄に同じことされて、解けないことがストレスで嫌な思い出がある。学校のやり方で教えてもらうとわかるしできるのに』

実際に父親ではなくとも、きょうだいに学校とは違うやり方で算数を教えてもらった経験があるママからは「すごくストレスだった」とのエピソードも寄せられました。学校のやり方であれば解ける問題も別のやり方で教わることでわからなくなり、できない自分に劣等感を抱いたりイライラしたりといった悪循環が生まれてしまうこともあるでしょう。こうした状況からも旦那さんが自分のやり方でお子さんに教えることは、総じてメリットがないと言わざるを得ませんね。

旦那に「学校のやり方に合わせて」と伝えてみては?

『学校で習った通りに教えるよ。違う解き方をした式を書いて×になることもあるから』

学校のやり方で教えないとお子さんが算数を理解できなくなるだけでなく、テストで不正解となってしまう可能性も。また学校のやり方を習得した上で、旦那さんのやり方を別解とすると、算数の楽しさを実感できるかもしれません。こうしたことを旦那さんに伝えてみると「じゃあ学校のやり方を教える」と方向転換してくれるのではないでしょうか。

『小2で毎日教えるのが大変で、親の負担になるぐらい理解しないなら塾を頼っていいと思う』

『そもそもお子さんが学校でついていけているなら夫婦共に教えなくてもいいのでは? お子さんが「わからない」と言ってきたときやテストが悪かったときだけ見てあげればいいのでは?』

旦那さんはトンチンカンなことや不正解を教えているわけではないことは事実です。自分が小学校のときに教わったやり方をそのままお子さんに教えているので、そっと見守っておくというのも一つの選択肢かもしれませんね。しかし平日も土日も親が勉強を見てあげなければいけない状況については、「塾を検討してもいいかも」というアドバイスもありました。

旦那さんに勉強を教えてもらわなくてもいいのでは?

『元塾講師です。私達も頭を抱えるのが、親が教科書と違う教え方をすることで子どもが混乱するケース。算数でさえやっぱり時代によって指導する内容が進化していきます。古い、あるいは間違っている教え方を頑なにされると、子どもも何が正しいのかわからなくなり、勉強嫌いな子になりがち。旦那さんのやり方を否定するのではなく、日々指導内容も変化するので私たちの時代のやり方ではなく教科書に則った指導しないと子どもが混乱すると伝えたらいい。無駄に先回りして誤った指導ばかりして、子どもの考える機会ややる気を奪う親が多い』

旦那さんの頑なに自分のやり方を貫こうとする姿勢に対して、「子どものことを考えると旦那さんに任せないほうがいいのでは」、「土日もあなたが勉強を教えるか塾で対応するほうがいい」といったコメントがありました。投稿者さんは土日までお子さんの勉強を見るのが大変だから旦那さんに見てもらっているそうですが、土日にやる家事を旦那さんにお願いしたり算数以外の科目を教えてもらったりしてもいいでしょう。また元塾講師だというママからは、親が学校や塾と違うやり方で教えることで子どもが混乱したり、勉強嫌いになったりするという実際のエピソードも寄せられていました。親としては子どものことを思って熱心に勉強を教えているつもりでも、結果として本当に子どものためになっているかはわかりません。旦那さんに対しては学校のやり方と違うやり方を教えることの弊害を伝えた上で、それでも我を通そうとするなら旦那さんにはお願いしないという方向で検討してみてもいいかもしれませんね。


【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. <義兄家族が大キライ!>乱暴でワガママな甥っ子たち!義兄はぐうたらで……帰省が憂鬱【まんが】

    ママスタセレクト
  2. 40歳からの【ワンマイルコーデ4選】→「おしゃれな人の着まわし方」「小物使いがカギ」

    saita
  3. 【ポケモンGO】「マスタリーシリーズ:アーケンタイムチャレンジ」タスク内容、リワードまとめ│アーケンが40匹手に入るイベントタイムチャレンジ攻略

    攻略大百科
  4. 【カレーは水で煮込まないで!?】「知らなかった」「絶対やる」市販のルーで誰でも簡単に本格的なカレー作れちゃうよ!!

    BuzzFeed Japan
  5. 「ゆめばこ春マルシェ2025」開催 作家がハンドメイド雑貨等を直接販売【北九州市若松区】

    北九州ノコト
  6. 「設置後5分でこれ」 新しいキャットタワーに即慣れる猫さん

    おたくま経済新聞
  7. 縄文時代から続く「サバ食文化」 サバが食卓のレギュラー食材になるまで

    サカナト
  8. 【マルシチラーメンセンター】新潟で味わう「うまかトンコツ」食べんと損ばい!|新潟市東区石山

    日刊にいがたWEBタウン情報
  9. 空飛ぶクルマに乗れるかも!? 大阪・関西万博がもっと楽しくなる「OMO7大阪」の「ほれてまうわ、EXPO」を体験レポート!

    anna(アンナ)
  10. 【台湾散歩案内】“蒙古”なのに台北発祥⁉ 台北の焼き肉店『唐宮蒙古烤肉餐廳(タンゴンモングウカオロウツァンティン)』は食べ放題が魅力!

    さんたつ by 散歩の達人