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FABEX(ファベックス)東京2025でパンやスイーツ、食のトレンド情報を体感

パンめぐ

最先端のパン事情がわかる展示会でした

毎年開催される、食の展示会「FABEX東京2025」でパン、スイーツ、食のトレンドを体感してきましたので、その模様を一部お伝えしたいと思います。

会場は江東区有明の東京ビックサイトで、食に関連する国内外の約1,000社が出展していました。パンとスイーツを中心に廻りました。

最初はスイスに本拠地を置く業務用ベーカリーの「アリスタ(ARYZTA)」。冷凍生地の状態で輸入して、日本のお店で焼成します。パンはクロワッサンやデニッシュなどのヴィエノワズリが種類豊富です。

そしてブレッツエルは生地の中に発酵バターが入ったバターインタイプです。

ライ麦を使った石窯ブレッドもなかなかいい焼き色です。

次は日仏商事さんのブースです。こちらのお目当ては「LA ROSE NOIRE(ラ・ローズ・ノワール)」というブランドで、竹炭入りコーンやマカロンなどがあります。このブランドはスイス人パティシエのジェラール・デュボワ(Gerard Dubois)さんという方のブランドですが、デュボワさんの香港のパティスリー・ブーランジェリー「Passion」に2度行ったことがあります。

ハイセンスで美味しいパンでした。ラ・ローズ・ノワールはこのお店のパティシエがプロデュースしたブランドでした。

同じく日仏商事さんのブースにあるブランドで「CACAO BARRY」は1842年創業でカカオの産地は中南米、アフリカ、オセアニアなど広く世界に亘っています。BIO認証やフェアトレード認証など、SDG’Sを意識した生産になっていることに注目しました。そんなカカオ・バリーさんのチョコレートを試食させて頂きましたが、驚くほど美味しかったです。カカオ感がしっかりあって、マイルドなチョコレートです。

他にパン関連では、パンの包装紙のお店なども。

米粉パンのお店。近年グルテンフリーのニーズが高まっていて、米粉パンは人気だそうです。

こちらのお茶屋さん「森半」は京都宇治にある創業189年の老舗です。そんな森半さんのほうじ茶を使ったクリームパンが京都のパン屋さん「ワルダー」にあります。(画像左)

このクリームパンで出会った美味しいほうじ茶と、今回再度出会えました。

パン以外では、京都祇園の和菓子店「ににぎ」で、ソフトクリームの上に目の前で絞ってくれるモンブランクリームのスイーツを頂きました。濃厚な栗のクリームとソフトクリームの相性は抜群でした。こちらは京都祇園のににぎ工場直売店で頂くことができます。

海外のブースでは、ワインの生産者が多かったです。特にワイン大国のフランスとドイツのブースが多かったです。

とても広い会場で、すべてを見ることはできませんでしたが、全体的に「サスティナブル」や「BIO」を意識した傾向が多く見られました。大変勉強になりました。

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