葛飾北斎をテーマにした展覧会『HOKUSAI : ANOTHER STORY』 多彩なコラボの実施が決定
葛飾北斎をテーマにした展覧会『HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO』が、2025年2月1日(土)から6月1日(日)まで、東急プラザ渋谷にて開催される。このたび、人気ファッションブランド「WACKO MARIA」や、ジャパニーズクラフトジンを手掛ける「深川蒸留所」など、日本を代表するブランドやクリエイターとの多彩なコラボレーションを実施することが決定した。
WACKO MARIAからは、葛飾北斎の名作「冨嶽三十六景」とのコラボレーションアイテムが登場。ブランドを象徴する「HAWAIIAN SHIRT(アロハシャツ)」と、10年ぶりに登場する「YUKATA(浴衣)」が複数カラーで展開される。
深川蒸留所は、本展覧会とのコラボレーションにより、オリジナルのジャパニーズクラフトジンが完成。ボタニカルは、同蒸留所のフラッグシップであるクラフトジン「FUEKI」をベースに、北斎が自作の薬で大病から回復したという逸話にちなんだ柚子が爽やかに香る「YUZU」と、北斎が愛した大福に由来する小豆のフレーバーを加えた和の香り豊かな味わいが特徴の「AZUKI」。エチケット部分は、北斎の描いた冨嶽三十六景「深川万年橋下」と、写真家・荒木累×アーティスト・歓喜の作品を表裏で楽しむことができる。
さらに、世界で30セット限定のSPECIAL LIMITED EDITION「YUZU & AZUKI」も発売。深川蒸留所のプロダクトに、椎名切子(GLASS-LAB)により日本の伝統工芸である「江戸切子」とサンドブラストによる彫刻が加わり、「冨嶽三十六景」を視覚でも味覚でも堪能できる、特別なアートボトルを制作。このコレクションはこの展覧会でしか手に入らない限定アイテムとなる。
ほかにも、東急プラザ渋谷内にある「手打ちそば 竹之内」とのコラボレーションで北斎が好んでいたそばを再現。平均寿命が約40歳と言われた時代に90歳まで長生きした北斎は、寝る前にそばを食べて長生きしたとも言われている。「手打ちそば 竹之内」では、国内産の蕎麦粉を店内の石臼でじっくりと挽き、挽きたての香りそのままに職人が手打ちするこだわりの限定コラボ商品を月替りで提供する。
また、北斎の浮世絵にインスパイアされて、作品を制作したアーティストの個展を同会場で同時開催することも決定。国内外で高い評価を得る覆面現代アーティストの「COIN PARKING DELIVERY」、国内外の多くのブランド、アーティストとのコラボレーションを手がけている「Fantasista Utamaro」、緻密な点描画で多数の個展を開催している「GOMA」の作品が鑑賞できるコラボエリアを会場内に設置するとのこと。
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