大竹まこと「国の権利を商売にしたってことか」
2月27日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、アメリカのトランプ大統領にまつわる2つのニュースを取り上げた。
番組では、読売新聞の記事を中心に紹介。
まずは「ゴールドカード」制度について。
トランプ大統領が表明した「ゴールドカード」制度とは、外国人富裕層をターゲットにしたもの。
アメリカの永住権などを500万ドル(約7億5,000万円)で手に入れることができる。
これまでも、アメリカ人と結婚した外国人らに永住権が与えられる「グリーンカード」制度は存在したが――
大竹まこと「富裕層はどこの国にもいるから、そこを狙って『商売』か。国の権利を商売にしたってことか。すごいことするよね」
はるな愛「なんか……どうなるんだろう……?」
また、今後のトランプ大統領取材にまつわるニュースにも触れた。
アメリカのキャロライン・レビット大統領報道官によると、今後のトランプ大統領を取材する記者団のメンバーは、「ホワイトハウスの報道チームが決める」という。
報道各社で構成される記者会からは、報道機関の独立性が損われるとして、抗議の声が上がっており――
大竹「政権の意に沿わないのがメディアなんだけどね。そこにそぐわないメディアは呼ばないよ、排除するよと」
この2つのニュースについて、大竹は改めて意見を述べた。
大竹「1つ目のニュースでは、お金持ちだったらこの国にきて住んでいいですよと。お金を持っている人は受け入れる、持ってない人は簡単には入れませんよって言ってると。かなり非情というか、民主主義の根幹を揺るがすよね。
そして2つ目のニュースでは、(アメリカ政府が)自分たちの意にそぐわないものは排除していこうと。
いつまでもこういう政策が続いていくのはおかしいよね。どこかでちゃんと歯止めをかけないと。みんなでスクラムを組んでも、どこか一国でもいいけど、違うよって言い出さないと」