パリ五輪メダリストの阿部一二三、須﨑優衣、玉井陸斗が信頼する先輩と対談、鳥谷敬氏が引き出した、それぞれの「本音」
16日深夜放送のカンテレ「8SPORTS」
9月16日深夜0時25分からカンテレで放送されるスポーツ番組「8SPORTS」（関西ローカル）にパリ五輪メダリスト3人が出演する。
「人生を変えた五輪 “私たち、僕たちの Paris”」と題し、それぞれが信頼を寄せる先輩と豪華対談。パリ五輪を現地で観戦した元プロ野球の鳥谷敬氏がナビゲーターを務め、同じアスリートの目線でオリンピアンの本音を引き出す。
柔道からは、日本柔道界8人目となる五輪連覇を果たした阿部一二三が登場。妹・詩との絆から五輪やライバルに対する本音までを語る。
対談相手は、長年チームメイトとして共に戦ってきた先輩・髙藤直寿。東京五輪で金メダルを獲得しながらも、パリの舞台に立てなかった髙藤が“リポーター”の立場から五輪、そしてそこから芽生えた新たな想いに迫る。さらに、実業団も同じで仲の良い2人が、パリで起こった事件や日本柔道チームの裏側、知られざる互いの素顔を明かす。
対談を終えた阿部は「先輩と鳥谷さんとたくさん面白い話ができてよかったです。いつもより僕らしさや素を出せたと思います。今までしゃべっていないこと、パリ五輪が終わってから初めて話すこともあるので、皆さんに楽しんでいただきたいです」とアピール。
一方、髙藤は「不思議な感じでした。（阿部と）2人だと何を話したらいいか分からないので、鳥谷さんにいろいろと聞いてもらえてよかったです。おかげさまで、ちゃんとした対談になりました(笑)」と振り返った。
Ⓒカンテレ
パリ五輪まで話したことのなかった須﨑優衣と登坂絵莉氏
続いて、レスリング・須﨑優衣が参戦。東京五輪で金メダルに輝きパリ五輪で連覇を目指したが、まさかの初戦敗退。敗者復活戦で圧倒的な強さを見せつけ、銅メダルを手にした。
五輪初戦に潜んだ魔物、連覇にかかったプレッシャー…。4年後のロサンゼルス五輪を見据えた今の想いに迫る。
対談相手は、長年ライバルとして戦ってきたリオ五輪金メダリスト・登坂絵莉氏。東京五輪への道で須﨑に敗れ、現役引退を選んだ登坂氏は、パリ五輪で須﨑の試合の解説を務めた。
しかし実は、今回のパリで初めて会話を交わしたという2人。なぜこれまで話してこなかったのか…。互いに抱え続けた葛藤や感情が、初めての長時間対談で交差する。
Ⓒカンテレ
玉井陸斗が追い続けた寺内健氏の背中
最後に登場するのは、飛込の日本勢で初めて表彰台に立つ快挙を成し遂げた玉井陸斗。その栄光の裏にあったのは、小学生のころに出会ったレジェンド・寺内健氏との物語だった。
五輪6大会に出場し、昨秋現役を引退した寺内氏。玉井はその姿を追い続け、パリ五輪で憧れの背中を追い越した。同じJSS宝塚を拠点に活躍した2人。玉井が今伝えたい想い、そして自身が手にすることはできなかった史上初の銀メダルを前に寺内氏から本音があふれ出す。
ナビゲーターを務める鳥谷氏は「同じ競技をやっていても、それぞれ抱く思いは違います。ただスポーツをしているだけではない、アスリートが頑張っている姿を知って、皆さんも勇気をもらってほしいです。ぜひご覧いただき、日常に夢や希望をもってほしいなと思います」と語りかけた。
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記事：SPAIA編集部
