小学生がみなとみらい線車両留置所を見学 なかくっこ自由研究大作戦で
中区は、自由研究の題材に使えるプログラムをまとめて紹介する「なかくっこ自由研究大作戦」を実施している。7月27日はみなとみらい(MM)線を運行する横浜高速鉄道(株)=中区元町=の車両留置場工事現場の見学会が行われた。
当日は小学生28人が保護者と一緒に参加。港の見える丘公園の崖下にある「防音ハウス」で、留置場や工事で使う重機の紹介、約280万年前の岩盤を削ってトンネルを作っていることなどが説明された。
その後、現在堀り進めている横坑へ。6本のアームがあるエレクタ付コンクリート吹付機=写真上=の見学やショベルカーの運転などを体験した。また、コンクリートを叩いて音を聞き、劣化や異常を判断する体験も。成績上位者には、えむえむさんのクッションが贈られた。
車両留置場は、長さ約590mで10両編成の電車4本を留置できる機能を持つ。30年度の供用開始を目指している。