「東京中日スポーツ」が紙の印刷を2025年1月末で終了
中日新聞社は11月5日、スポーツ紙「東京中日スポーツ」のプリント版を2025年1月31日付けで終了し、2月1日からデジタル版に全面移行すると発表した。デジタル版に移行後はパソコンやスマートフォンで新聞の紙面をそのまま閲覧できる。紙面も2月以降に刷新する。
「東京中日スポーツ」は、1956年2月に「東京中日新聞」として創刊し、関東圏を中心に発行を続けてきたが、印刷費や配送費の高騰などにより紙での発行の継続が厳しい状況が続いていたという。「東京中日スポーツ」の2024年1月時点での発行部数は60,426部だったが、部数低下もプリント版終了の要因でもあった。
中日新聞社は、東京本社が発行する「東京新聞」の夕刊の配達を東京23区を除く地域で8月末で終了している。