透色ドロップ[ライブレポート]天川美空&佐倉なぎ&瀬川奏音、心から感謝を伝えてアイドル人生終幕「みんなと出会えて本当に幸せでしたー!」
透色ドロップが、3月29日(土)に白金高輪SELENEb2にて<天川美空 佐倉なぎ 瀬川奏音 卒業公演『春色』>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
天川美空、佐倉なぎ、瀬川奏音は透色ドロップ2期生として2021年4月に加入し、グループの成長に大きく貢献。透色ドロップで最初で最後のアイドル人生を駆け抜けた4年間に終止符を打った。
この日のチケットは完売。超満員のフロアにOvertureが流れると、2023年3月に新調した白×ブルーの衣装を着た5人が登場し「教えてよHashtag」「最愛」の2曲をキュートでハートフルにパフォーマンス。この日誕生日を迎えた佐倉なぎが“2021年に加入してここまで紡いでくることができました。全部大事な楽曲の中から私たちの背中を押してくれた曲を3人で厳選したので、最後の1秒まで楽しんでくれると嬉しいです”と特別な日への想いを伝えた。
「出会えた君へ」「君が描く未来予想図に僕が居なくても」では、バックビジョンにMVが映し出され、リリース当時と今の歌い踊る姿に心が熱くなったり、「孤独とタイヨウ」「戻ることないこの瞬間」ではグループが最ももがいていた時期が蘇ってきたりと、普段のライブでは味わうことのない感情が大きく揺れ動く。
天川美空が“私たちはこの曲で始まりました”と伝えて始まった「やさしさのバトン」は透色ドロップの始まりの曲でもあり、2期お披露目の生配信でアカペラ歌唱をした思い出深い1曲。続く「君へ花便り」では、この時の衣装で2024年の<@JAMメインステージ争奪戦>に挑み見事優勝を果たした時期の優曲。「幸せなら目の前にあったんだ」では、イントロで瀬川奏音が“たくさんのありがとうがみなさんに響きますように!”と歌詞に今の想いを重ねてしっかりと歌い切った。
ライブもラストスパートへ。卒業ソング「君と夢と桜と恋と」では、メンバー同士のオフショット写真映像でメンバーも観客も涙腺がどんどん緩んでいき、本編ラストの「ネバーランドじゃない」では待ってましたとばかりにフロアが大きく沸いた。佐倉が笑顔で“みんなと出会えて本当に幸せでしたー!”と締めくくり、あっという間に本編が終了した。
ここで天川から同期のふたり宛に初めて書いた手紙のサプライズが。手紙には初めて会った日のことや、同期の絆、これまでの感謝が天川らしい言葉で綴られた。天川は涙ながらに読み上げ、終盤では“なぎかのんはふたり並ぶと最強です。もうプリキュアです!”という名言が飛び出し場内は大爆笑。温かな空間に包まれてメンバーがステージを降りると、バックビジョンには手書きメッセージが添えられた3人のライブ写真が映し出され、再び涙を誘った。
アンコールは、ネイビーの初期衣装に着替えて登場。「きみは六等星」「だけど夏なんて嫌いで」「夜明けカンパネラ」の沸き曲に観客は最後の大歓声で花道を演出。メンバーも観客も完全燃焼で卒業公演の全楽曲が終了し、梅野心春と鎌房祐衣からプレゼントが贈られた。
3人は最後に“私のアイドル人生に悔いはないです!”(天川)、“夢を追わせてもらったなと思います”(佐倉)、“みんなの言葉を胸に頑張っていきます!”(瀬川)と心からの感謝を伝え、3人揃ってお辞儀をしてステージを降り、4年間のアイドル人生をハッピーエンドで終えた。
ラジオ番組『透色ちゃん、ラジオできるもん』
毎週月&金の21:00からYouTubeプレミア公開
メール宛先:dropuha@gmail.com(件名にコーナー名、本文にはラジオネーム必須)
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