バブルの記憶を“遺産”に「キングムーは永遠です!」すすきのの顔がホテルで復活
ススキノの顔として知られながら閉店したダンスクラブ「キングムー」。
その跡地にできるホテルの計画が発表されました。
巨大な顔をあしらった外観が印象的だったダンスクラブ、「キングムー」は90年代のバブル期には札幌市のディスコブームをけん引しましたが、経営難で2023年5月に閉店、建物は解体されました。
再開発をおこなう日本エスコンは、10月7日新たに建設するホテルの名称を「ランドーホテル札幌ヘリテージ」とすることを発表しました。
ホテル名にある「ヘリテージ」は、英語で『遺産』を意味します。
ホテルは地上14階建てで、125室すべてに、キッチンや洗濯機を備え、長期滞在の宿泊客を呼び込みます。
「キングムー」時代の内装のタイルや、バーカウンターにあった大きな鷲のオブジェなどを、新たなホテルで再利用します。
かつてのキングムーをデザインしたジェームズ・リマ氏がコメントを寄せました。
「キングムーを訪れてくれたファンの人たちに感謝しています。札幌、北海道、日本の皆さん、キングムーに関われたことを、私は永遠に誇りに思います。キングムーは永遠です!」
バブル時代の記憶を遺産として受け継ぐ「ランドーホテル札幌ヘリテージ」は、2年後の2026年7月に開業予定です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年10月7日)の情報に基づきます。