【九州うどん旅】「牧のうどん」→「資さんうどん」のあと「ウエスト」に行ってみた正直な感想
福岡グルメといえば博多ラーメンは外せない。ところが私は、福岡に行ったくせに、基本「うどん」と「チャーハン」ばかり食べていた……。
1日目「牧のうどん」、2日目「資さんうどん」と続いた後の3日目(最終日)は、九州出身であるジム仲間の助言に従い「ウエスト」に行ってみた!
【動画】ショート動画:孤独のグルメ風「ウエスト初体験レポート」
・なぜ「ウエスト」が最後なのか
先述のジム仲間の助言によると、ウエストを最後に据えた理由は
「3つの中で一番コシが強く、ツルツルした食感。「飲めるうどん」ではなく「しっかりした麺」なので、最後に食べてもダレない。さっぱりした味わいで、締めにぴったり。
この順番なら、やわらかい(牧の) → もちもち(資さん) → コシの強い(ウエスト)という流れで違いをしっかり楽しめます! ぜひ、出汁の違いやトッピングのバリエーションもチェックして、好みのうどんを見つけてくださいね」
──とのこと。そのまま福岡のガイドブックに載せても良いくらいの名アドバイスである。
雨がやんだ福岡。Googleマップで調べると、けっこうな数の「ウエスト」が点在していることに気づく。その中の1店舗に、オープン(10:00)と同時に入店した。
これまでの「牧の」や「資さん」に合わせる意味でも、似た様なメニューにすべく『牛肉うどん(730円)』に『ごぼう天(120円))』のトッピング。そして『かしわおにぎり(1つ150円)』を注文。
そして3分後に出てきたのが……
こちらである!
食べてみると……
「つるつる」。そして、私のメモによると「そこはかとないコシ」と書いてある。
これは先人のアドバイス「3つの中で一番コシが強く、ツルツルした食感」そのまんま。さすがは先人、的確な表現で感想を先回りしていた。
しかし、食べ続けて、ふとデジャヴ的な感覚におそわれた。このうどん、食べたことある。なんというか、少し言いにくいのだが、これは……冷凍うどん(レンジで解凍)で食べたことある食感というか……。
一方、つゆは甘め。肉も、味付け濃いめの、甘め。かしわおにぎりも甘めであり、すべてにおいて甘めだった。
一切の忖度なく、正直に感想を述べるなら、「ふつう」かな……と。おいしいのだけれど、「牧の」の衝撃や「資さん」の感動とは違う、「普通の安心感」がそこにはあった。
・うどん旅を振り返って
これにて、「牧のうどん」→「資さんうどん」→「ウエスト」からなる、今回の九州うどん旅はゴールとなる。個人的な感想としては、やはりファーストインパクトでもある「牧のうどん」の衝撃が忘れられない。
もしも、この3つのうどん屋さんが、いま目の前にあったとしたら、私は「牧のうどん」に入るだろう。あの柔らかさは、くせになる。そして、東京人の私でさえ、あの柔らかさは恋しくなる。
ちなみにウエスト、東京にも1店舗だけあるらしい。場所は町田で『生そばウエスト 町田店』なる名前……って、え! うどんだけじゃなくて、そばもあるの!? こりゃ確かめに行かないと……!
参考リンク:ウエスト
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24