美の心と表現力を育む「MOA美術館柏児童作品展」~表彰式~【柏市】
去る10月27日、ラコルタ柏(柏市教育福祉会館)で、MOA美術館柏児童作品展の表彰式が行われました。
柏市内の小学校児童を対象に4回目
公益財団法人 岡田茂吉美術文化財団が運営するMOA美術館は全国規模で児童作品展を開催しており、その地方展の一つが柏市でも開催されています。
対象は柏市内の小学校に通う児童で、応募は無料。
応募者全員に参加賞と賞状が授与され、入賞者は表彰式で表彰されます。
4回目となる今回は絵画132点、書写135点の応募があり、絵画26点、書写27点が受賞。
受賞児童には同作品展実行委員会の寺嶋哲生・実行委員長から賞状が授与されました。
柏市長賞はオニオオハシと「飛翔」が受賞
絵画の部で最優秀作品に授与される柏市長賞を受賞したのは、柏市立柏第二小学校1年生の満田和花(みつた わか)さん。
小さい頃から絵を描くのが好きだという満田さんが描いたのは、黄色い大きなくちばしが特徴のオニオオハシ。
「体は本当は黒だけど、ミントグリーンの色を使いながらかわいらしくしました。受賞できてうれしいです」と話しました。
書写の部で柏市長賞を受賞したのは、柏市立柏第二小学校6年生の大澤未桜(みお)さん。
作品は「飛翔」。
来春、中学生になるのでもっと羽ばたいていこうと思って、この字を書いたそうです。
「納得いくまで何度も書いたので、選ばれて良かったです」と語りました。
受賞作品は老人ホームなど市内複数の施設で展示され、さらに2025年1月18日(土)〜1月26日(日)には、全応募作品がモラージュ柏(柏市大山台2の3)で展示されます。
柏作品展の実現に尽力した柏市議会議員の助川忠弘さんは、「作品を老人ホームに展示すると、入居者の方が『元気をもらえる』と何度も見に来られます。これは子どもたちの作品の力だと思います」と語りました。
※問い合わせ
メール/4185nmah@jcom.zaq.ne.jp
MOA美術館柏児童作品展実行委員会 小林
ホームページ/https://acegn.moaart.or.jp/