寄り道したくなるとっておきの一杯♪神戸・湊川『クラフトビールショップ トライアングル』 神戸市
梅雨が明けていよいよ今年も夏本番!となると、どの季節にも増して恋しくなるのがビール。今回は、神戸・湊川にある『クラフトビールショップ トライアングル』(神戸市兵庫区)を訪ねてきました。
2022年7月のオープンから間もなく丸3年を迎える同店は、個性豊かな世界のクラフトビールを気軽に楽しめる専門店で、地元の人々はもちろん、今では遠方から訪れるクラフトビールファンも多いそう。
その最大の魅力は、冷蔵ケースに並ぶ瓶と缶のビールは約100種類、サーバーから直接注がれる(オンタップ)樽生ビールは最大8種類という品ぞろえの豊富さ。
これらはすべて店主の前村芳秋さんのこだわりによって厳選されたものばかりで、いわば、クラフトビールのセレクトショップというわけです。
提供される生ビールは日によって変わるそうで、前村さんの手書きによるていねいな説明を参考に選べます。
サーバーの上に置かれた黒板には、種類や産地、度数や味の特徴などがわかりやすく記載されており、その詳しい内容から”クラフトビール愛”が伝わってきます。
その中から、今回は2番の「丹波チェストナットエール」をオーダー。丹波篠山の丹波路ブルワリーのもので、丹波栗を使っているそう。兵庫の名産・丹波栗のビール、楽しみです♪
目の前で注がれたのは、鮮やかながら少しにごりもある優しい色合いのビール。口にすると泡が少ない分、ビールの香りがダイレクトに感じられるのもいい。
栗の味は正直なところわからないのですが、上品で柔らかな甘みは感じられます。丹波栗はどこ?と探りながら飲むのも楽しく、そして、そんなことよりも単純に美味しい!苦みが少なくまろやかで、まるでワインのような複雑な味わいをゆっくりと噛みしめながらいただきます。
「それと違うタイプも試してみませんか」と言われ、試飲させてもらったのは6番の「GLASS」。福島県いわき市の黄かぼすを使ったエールビールで、こちらではホップの爽やかな香りと苦みがしっかりと感じられます。柑橘の酸味も加わった軽やかでフルーティな飲み口は、これからの季節にぴったりかも♪
クラフトビール初心者の私にもわかりやすく解説してくれる前村さんの楽しいトークに、あっという間に時間が過ぎたこの日。実は美味しさを自宅でも楽しめるよう、樽生クラフトビールの量り売りもしているそうで、炭酸飲料専用の容器(グラウラー)を持参すると持ち帰ることができるのだとか。
他にも店内で販売しているオリジナルグラウラー(355ml・税込5,800円~)を購入すると、毎月1週間の割引サービスを受けられるそうなので、お店に行ったらチェックしてみてくださいね。
場所
クラフトビールショップ トライアングル
(神戸市兵庫区湊川町5丁目1番6)
営業時間
13:00~21:00
定休日
火曜日
※不定休あり