釣った魚で作る「刺身アレンジ」レシピ:熟成スズキ 冷蔵庫で4~5日寝かせるだけ
九州地方ではスズキが旬を迎えた。堤防から狙える秋の釣り物としては最高峰ともいわれる。今回は「熟成スズキ」を紹介する。
スズキの旬
九州地方のスズキは夏から秋が旬。ここ10年ほどは釣期が後ろにずれる傾向にあるためか、冬でも釣れる日がある。
下処理
持ち帰ったスズキは頭とワタをとり、内側(腹側)をよく洗う。次に3枚におろし、皮を剥いでいく。その後、サク取りする。
チルドで保存
サク取りしたあとはキッチンペーパーに包んでラップをかけ、冷蔵庫のチルド室で保存。そのまま4~5日寝かせる。
2~3日目にキッチンペーパーを取り替えると上手く仕上がる。要はドリップをいかにおさえるかが最大のポイント。ちょっとした裏ワザだ。
ぶつ切り
寝かせたあとは食べやすい大きさにカット。サイコロ状のぶつ切りにすると食感がいい。
ワサビじょう油
口に運ぶ直前にワサビじょう油を少しだけ垂らす。これをフワッと混ぜればできあがり。食べた瞬間、口のなかにうま味が広がる。獲れたてよりもはるかに美味しい(個人的)。
<松田正記/TSURINEWSライター>