巳年の交通安全願い 関係団体が祈願
秦野警察署管内の交通安全を願う「交通安全祈願」が1月24日、出雲大社相模分祠で行われた。
この祈願は、交通安全の啓発活動に取り組む団体が毎年合同で行っているもので、秦野警察署(古山秀和署長)、秦野市交通安全協会(宇佐美一生会長)、秦野市安全運転管理者会(田村一彦会長)などが参列。各団体の代表者らが神前で今年1年の交通事故防止を願い、安全祈願を行った。
秦野警察署管内の2024年1年間の人身交通事故発生件数は282件(前年比17件増)。負傷者数は323人(同20人増)で死者は1人(同1人減)だった。今年に入り、1月11日には大型貨物自動車が歩行者に衝突するという交通死亡事故も発生している。
古山署長は「高齢者やお子さんが関係する事故も多発している。ドライバーはもちろん、歩行者も含め、皆がゆずりあう気持ちを持ち、交通事故防止に努めてほしい」と話した。