横浜薬科大 20回生が入学式 「寄り添う心を」
横浜薬科大学(戸塚区俣野町)の入学式が4月2日、同大で開かれ、大学院生を含む362人が門出を迎えた。
同大は2005年の創立から今年で20年目。都築明寿香学長は「現代では薬学を学んだ先には薬剤師だけでなく、健康アドバイザーなどさまざまな役割が期待されている」とし、「活躍の場は世界にも広がっています。今ある薬学への好奇心や探求心を忘れず、つらい状況にある人に寄り添う心を養ってほしい」と新入生らに呼びかけた。
また新入生代表として、臨床薬学科の山本美龍さんがあいさつに立ち、同大の理念のひとつでもある「『惻隠(そくいん)の心』をもった社会人、医療人を目指します」と意気込みを語った。