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【父の日に見たい!SW作品】“映画史に残る父子”ダース・ベイダー&ルークや、“親子のような深い絆がエモい”マンダロリアン&グローグー

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【父の日に見たい!SW作品】“映画史に残る父子”ダース・ベイダー&ルークや、“親子のような深い絆がエモい”マンダロリアン&グローグー

「スター・ウォーズ」シリーズの全9エピソードはもちろん、その壮大なサーガから繋がる数々の物語を描くアニメーション作品やオリジナルドラマシリーズが、現在Disney+(ディズニープラス)にて配信中だ。この度、6月の第三日曜日(6月15日)“父の日”を祝して、“父の日に見たい!”SWで描かれる父子の物語を振り返る。

父の日に見たい!SWで描かれる“父子”の物語

父の日はお父さんへの感謝の気持ちを伝える日だが、「スター・ウォーズ」の壮大なサーガの中では“父子の物語”が象徴的に登場しており、親子愛を描くのは「スター・ウォーズ」の伝統ともいえる。1977年に公開された劇場公開第一作目『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』から始まる旧三部作では、主人公のルーク・スカイウォーカーとその父親で映画史に残る悪役ダース・ベイダーの壮絶な戦いと最期の別れが描かれた。

また、オリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』では、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと強大なフォースを秘めたグローグーの“親子のような絆”の物語と銀河の危険な冒険が描かれており、2026年5月22日に日米同時公開される最新映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』では、そんな親子のような二人の新たな冒険に世界中の期待が高まっている。

※以下、作品のネタバレを含みます。

<映画史に残る父子>ダース・ベイダー&ルーク・スカイウォーカー

「スター・ウォーズ」シリーズで最も象徴的な“父子”といえば、『新たなる希望』から始まる旧三部作の主人公で後に最強のジェダイとなるルークと、その父親でシスの暗黒卿として帝国軍を率いる悪役ダース・ベイダーだ。

シリーズの始まりである劇場公開一作目『新たなる希望』では、ルークはジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービから、帝国軍を率いるベイダーが死んだ父親の仇だと教えられていた。しかし、その続きを描いた『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソード5)』で、ルークと熾烈なライトセーバー戦を繰り広げ窮地に追いやったベイダーは、自分こそがルークの本当の父親だという衝撃的な事実を告げる。ベイダーが「I am your father.」と言い放つシーンは世界中のファンを驚かせ、今も映画史に残る名シーンとして語り継がれている。

そして、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』では、ルークとベイダーの最後の戦いが描かれる。激しいライトセーバー戦を繰り広げる中で、攻撃を受けて苦しみ助けを求めるルークの姿を見て、ベイダーは善の心を取り戻す。しかし、瀕死の重傷を負い自らの死を悟ったベイダーは、「せめて一度だけ、この目でおまえの顔が見たい」とマスクを外すようにルークに訴え、二人は初めて親子として対面を果たす。「スター・ウォーズ」シリーズの歴史を語る上で欠かせない“父子”であるベイダーとルークの最期の別れのシーンは、世界中の人の涙を誘い、感動を与えるシーンとなった。

ちなみに、ルークが本当の父親のことを知らずに育った理由が知りたい人は、ダークサイドに堕ちてベイダーになる前のアナキン・スカイウォーカーの物語を描いた新三部作を見てみてほしい。

©︎2025 Lucasfilm Ltd.

<親子のような深い絆がエモい>マンダロリアン&グローグー

“完璧なスター・ウォーズ”と世界中から大絶賛されたオリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』に登場するのは、孤高の賞金稼ぎマンダロリアン(マンドー)と強大なフォースを秘めた子どもグローグーという“父子”のような二人。

「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛するデイヴ・フィローニやジョン・ファヴローら制作陣が「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げられた本シリーズは、ルーカスがかつて日本文化や黒澤映画に影響を受けて「スター・ウォーズ」を制作したように、日本の時代劇の名作『子連れ狼』を参考に、マンドーとグローグーの父子のような関係性が描かれている。

そんな本作の舞台は、『ジェダイの帰還』のベイダーの死から5年後。仲間も家族も失った孤独な賞金稼ぎのマンドーと、そのターゲットとして出会ったグローグーの二人は、銀河の様々な惑星を巡る危険な冒険の中で徐々に絆を深めていく。よちよちと歩き、食いしん坊でいたずら好きなグローグーと、そんなグローグーを守りながら危険な敵と戦うマンドーの姿はまるで本当の親子のよう。

マンドーは、グローグーを想うがあまりマンダロリアンの重要な掟を破り、グローグーはジェダイの道を閉ざしてでもマンドーと再び旅をすることを選ぶなど、二人のエモーショナルな物語には心を掴まれるにちがいない。さらに本シリーズは、伝説のジェダイとなった若き日のルーク、SW史上最強の賞金稼ぎで大人気キャラクターであるボバ・フェット、アナキンの唯一のパダワンであるアソーカ・タノなど、レジェンドキャラクターたちもサプライズで登場し、全世界に感動と圧倒的な興奮を与えた傑作シリーズでもあるので、「スター・ウォーズ」ファンなら絶対に見ておきたい一作になっている。

「スター・ウォーズ」シリーズには、ルークとベイダー、マンドーとグローグーのほかにも、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』に“愛すべき悪党”ハン・ソロと暗黒面に堕ちた息子カイロ・レンが登場しており、史上最も泣けるSW『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、主人公のジン・アーソと、その父で帝国軍の究極兵器デス・スターの開発に携わった科学者ゲイレン・アーソのエモーショナルな父子の物語が描かれている。

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