【現職の警察官を現行犯逮捕】国道116号線で酒気帯び交通事故、呼気から基準値を超える数値を検出(新潟市西蒲区)
現場付近の様子(新潟市西蒲区)
11月11日18時34分、新潟県警は西蒲警察署に勤務する巡査長の男性(31歳)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。
逮捕された男性は、11月11日17時17分ころ、新潟市西蒲区の旗屋地内において、酒気を帯びた状態で普通乗用自動車を運転した疑いがもたれている。
男性は当時、国道116号線を新潟市西区方面から燕市方面へと走行中、旗屋交差点付近で対向車線から走ってきた車2台と衝突する事故を起こした。
衝突事故の相手方の運転手が110番通報した。その後、通報を受け駆けつけた警察官が巡査長の男性から事情を聴く中で、アルコールの臭いがしたため、検査を実施。検査の結果、男性の呼気から酒気帯び運転の基準値を超える数値が確認されたため、現行犯逮捕に至った。
この事故により、衝突された車に乗っていた50歳代の男性が胸の痛みを訴えているという。
なお、巡査長の男性は西蒲署の地域課に勤務しており、逮捕当日は休日であった。新潟県警によると、男性は「酒を飲んで車を運転して事故を起こしたことは間違いない」と供述しており、容疑を認めているという。詳しい経緯などは現在捜査中。
新潟県警では、10月24日にも上越警察署に勤務する巡査部長の男性が不同意わいせつの疑いで逮捕されており、現職の警察官が相次いで逮捕されている状況だ。
新潟県警の松川寛治主席監察官はこの件について、「相次いで現職の警察官が逮捕されたことにつきまして、県民の皆様に心より深くお詫びを申し上げます。本件については、捜査・調査を尽くし、明らかになった事実に即して厳正に対処いたします」とコメントしている。
【グーグルマップ 新潟市西蒲区旗屋】