梅巡りと歴史探訪 平塚市観光協会が初企画
平塚市観光協会が2月11日、大磯町と平塚市にある梅の名所を訪ねるツアー「高麗の歴史に想いを馳せながら梅の花咲く古刹を巡る」を開催し、市内外から19人が参加した。
有志が集まる同会ツアーガイドグループのメンバーが昨年、薬師院(平塚市)で見事な梅を見たことをきっかけに企画。梅の観賞を楽しむだけでなく、地域の歴史を知ることができる内容にしたという。
3・5Kmの道のりを約4時間かけて歩くコースで、大磯町では高来神社、慶覚院、善福寺を、平塚市では平塚宿京方見附、薬師院、教善寺、北天神社、宝善院、要法寺、平塚の塚、鏡山お初の墓を訪れた。
大船市から参加した犬塚明子さん(65)は「出身は平塚市だけれど、こんなに梅が素敵な場所があったとは驚いた」と話し、夫の雅人さん(64)は「魅力ある場所を知れた」と感想を話した。