画家のサムヤマモトさん 陽光園に遊具寄贈 チャリティー個展通じ
中央区在住の画家、山本悟(雅号・サムヤマモト)さんが4月4日、個展で集めた募金を障害のある子どもたちの支援に役立ててもらおうと、市立療育センター陽光園に遊具などを寄贈した。活動に協力する「チーム山本」のメンバーとともに市役所を訪れ、本村賢太郎市長に寄贈目録を手渡した。
山本さんは相模原市内の四季折々の風景を水彩画で毎週1枚描いている。長年にわたりチャリティー個展を開催し、幼児用遊具や療育に関する物品の寄贈を続けている。14回目となる今回は、組み合わせるとすべり台になるブロックマットと障害児が心地よく座れるクッションチェア一式を寄贈した。
この日は本村市長から感謝が伝えられ、施設に通う子どもたちが作ったという感謝状が河本智美園長から贈られた。山本さんは「たくさんのお客さんが個展に来て募金にご協力くださった。私というより来てくださる皆さんのご厚意で続けられている。新しい遊具が子どもたちの刺激になれば嬉しい」と話した。